2014年6月4日20時02分
JR西日本の駅の売店「キヨスク」と「ハートイン」5店が4日、コンビニエンスストアのセブン―イレブンに衣替えし、京都駅などで営業を始めた。時間帯や客層ごとに、売れ筋を細かく調べるコンビニ流の手法で品ぞろえを一新した。
この日開店したのは改札口横など京都駅の2店のほか、岡山、下関(山口県)、博多(福岡県)の各駅。セブン―イレブンが独自開発したおにぎりや弁当などのほか、現金自動出入機(ATM)やいれたてコーヒーがあるところも。滋賀県野洲市の主婦(72)は「おみやげ用の『赤福』が買えなくなったのは残念だけど、明るくなって品数が増えた感じがする」。
JR西は5店を皮切りに、5年かけて駅構内の売店約500店をセブン―イレブンに切り替える。商品開発力に定評のあるセブン―イレブンと組んで「新たな形の駅ナカコンビニ」(JR西)に生まれ変わらせ、駅ナカ事業の拡大をめざす。
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