インドネシア 大統領選候補2人が宣誓6月4日 9時33分
来月投票が行われるインドネシアの大統領選挙の選挙運動が4日から始まるのを前に、3日夜、首都ジャカルタで2人の大統領候補が公正な選挙運動を行うことを宣誓しました。
2期10年を務めてきたユドヨノ大統領の後継を選ぶインドネシアの大統領選挙は、来月9日の投票に向けて4日からおよそ1か月間が選挙運動の期間として定められています。
これを前に首都ジャカルタでは3日夜、立候補している2人の大統領候補を招いて、選挙管理委員会が宣誓式典を開きました。
今回の大統領選挙には、4月の選挙で第1党になった闘争民主党などが推すジャカルタ州知事のジョコ・ウィドド氏(52)と、第3党になったグリンドラ党などが推す元軍人のプラボウォ氏(62)の2人が立候補しています。
式典では、候補者を含む両陣営の関係者が「インドネシアの発展のために統制のとれた選挙を実現する」と述べ、公正な選挙戦を行うことを宣誓しました。
このあとプラボウォ氏は「われわれが勝利できたなら国民のために全力を尽くす」と述べたのに対し、ジョコ氏は「われわれが行う民主化によって国民を幸せにしたい」と述べ、投票を呼びかけていました。
選挙運動は来月5日まで行われ、インドネシアのさらなる経済成長に向けて両陣営が具体的な政策をどのように打ち出すのか注目されます。
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