覚醒剤所持でイラン人逮捕06月04日 09時25分
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名古屋市に住む、自称、イラン人の男が、５月、日本人に微量の覚醒剤を密売したとして、逮捕されました。
警察は男が、コインパーキングの車止めの裏側に覚醒剤を隠して、密売を繰り返していた疑いがあると見て調べています。
逮捕されたのは、名古屋市名東区に住む、自称イラン人で無職のモハマド・カズィミー容疑者（３２）です。
警察の調べによりますと、この男は、５月１１日、名古屋市西区の路上に止めた車の中で、３３歳の日本人に、覚醒剤０．１グラム余りを密売したとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
警察が、男の行動を警戒していたところ、３日午後、名古屋市東区のコインパーキングに来て、金属製の車止めの裏側にポーチを隠そうとしたのを見つけて、逮捕しました。
警察によりますと、ポーチの中には、４９個のポリ袋に小分けにされた、覚醒剤とみられる結晶、合わせて約１０グラムが見つかり、警察が鑑定を進めています。
警察は男が、コインパーキングの車止めに覚醒剤を隠して密売を繰り返していた疑いがあると見て、入手ルートなどについて調べを進めています。
警察によりますと、男は調べに対して「弁護士が来るまで言うことはありません」と供述しているということです。