湿気が高くムシムシする日が多い梅雨。
この時期から夏にかけて自分の体臭が気になる、という人は多いのではないでしょうか。
特に汗をたくさんかいた日は自分が周りに不快な思いをさせていないか気になりますよね。
実は体臭というのは食生活と深い関わりがあるのです。
民族によって体臭は違う?
一般的に欧米人に比べて日本人は体臭か薄い、と言われています。
気になる体臭の代表格といえばワキガですが、日本人のワキガ率が10%~15%なのに対し、欧米人は70%~80%の人がワキガだという調査結果もあるのです。
なぜこれほど民族によって体臭の強さに違いが出るのでしょうか。
その原因が食生活にあるのです。
肉を食べすぎると体臭が強くなる?
私たちが長い間食べ続けてきた伝統的な和食は、油と乳製品があまり使われていません。
それに比べると欧米の食生活は乳製品と肉を中心としたタンパク質と油脂が豊富です。
実は、タンパク質や油、そして乳製品を摂りすぎると体臭が強くなるのです。
その原因は腸内細菌。
アンモニアや硫化水素などのニオイの強い有害成分を作り出す悪玉菌はタンパク質が大好物。
これらの匂いは毛穴からもしみだして体臭を強めてしまいます。
また、乳製品を含む動物性油脂をたくさん食べすぎると、皮膚から分泌される皮脂も増加します。
油ものを食べ続けると、なんだか皮膚が油っぽくなったと感じることはありませんか?
あれは錯覚ではないのです。
この皮脂が皮膚の上で酸化をしても体臭の原因になるのです。
お酒と体臭の関係
体臭を強くしてしまうのは、食べ物だけではありません。
これからの季節美味しくなってくるビールをはじめとするアルコールも飲みすぎれば体臭を強くしてしまいます。
その原因はアルコールを代謝する時に作られるアセトアルデヒド。
これが皮膚や肺から排出されると体臭だけではなく、口臭の原因にもなります。
体臭が気になったら食事を変えよう。
これからの時期、できる限り体臭を抑えたい、と思ったらまずは食事に気を配りましょう。
肉は毎食手のひら1枚程度のサイズを目安に食べ、タンパク質を分解する作用のあるビタミンB6を豊富に含んださんまやイワシ・マグロやカツオなどを積極的に摂ると腸内に悪玉菌が増えません。
また、これから旬を迎えるトマトやピーマン、カボチャに含まれるリコピンやB-カロチンは皮脂の酸化を抑える役割があります。
揚げ物やチーズを食べたらこれらの野菜も食べてバランスをとれば体臭を抑えることができます。
焼肉は週末に
暑くなるとスタミナをつけようと焼肉に行く人は多いでしょう。
焼肉とビール。最高の組み合わせですよね。
でも、たっぷりのお肉に香辛料、さらにアルコールは体臭を強めるトリプルコンボです。焼肉を食べたいな、と思ったらできるだけ週末に食べ、土日に食生活を変えて腸内環境を整えれば、体臭を気にしないですみますよ。
汗をこまめに拭けば体臭を抑えられる。
食生活の改善によって体臭が抑えられるまでしばらく時間がかかります。
その間はできるだけ小まめに汗を拭くことを心がけましょう。
汗をかいたままほったらかしにしておくと、皮膚の上に雑菌が繁殖して匂いが強くなります。
つまり、汗を拭くだけで消臭効果が期待できるのですね。