ギラのキラ星 梶原(折尾高3年) 下部からトップ昇格第1号
新スタジアムのスター候補生だ! J2ギラヴァンツ北九州が、下部組織に所属するDF梶原夕希也(17)=福岡・折尾高3年=とプロ契約を結んだことが3日、分かった。2010年にJ参入したギラヴァンツの下部組織からトップチームへの昇格はクラブ初。北九州市はJR小倉駅北口側に建設する新スタジアムの17年シーズンからの供用開始を目指しており、昇格第1号となった17歳も新しい本拠地での活躍が期待される。
■攻撃力高い右SB
第16節終了時で、九州勢最上位の4位をキープする北九州の新たな歴史を刻んだ。下部組織の「ギラヴァンツ北九州U-18(18歳以下)」に所属する梶原が、2日までに来季からのプロ契約を締結。下部組織からのトップ昇格はクラブ初だ。
梶原はサイドを駆け上がって攻撃が仕掛けられる右サイドバック。高校生離れした豊富な運動量も持ち味だ。左右の違いはあるが、日本代表DF長友佑都(インテル・ミラノ)に似たプレースタイルは将来性十分だ。
クラブは今季シーズン前からトップチームの練習に参加させ、下部組織の選手がJリーグ公式戦に出場できる「2種登録」も終えている。柱谷幸一監督は「冷静にボールコントロールができ、スペースを見つける能力がある」と高く評価する。
■Jデビュー“間近”
今季のJ2出場はないが、柱谷監督は「うちのサッカーに合っているし、梶原まで(戦力に)入っている」とチーム構想の一部であることを明言。さらに「夏休みなどに常にトレーニングに参加すれば」とも話しており、今夏にJデビューする可能性も十分にある。
現在の順位はクラブ史上最高の4位でJ1昇格プレーオフ圏内(3~6位)にいるが、現スタジアム(本城陸上競技場)は1万人の収容人員数などがJ1ライセンスの基準を満たさない。このため、来季のJ1昇格はできないが、将来のJ1昇格に光は見えている。
北九州市がJR小倉駅北口側に建設し、2017年シーズンからの供用開始を目指している新スタジアムの収容人員は1万5000人で、J1昇格に必要となる基準を満たす。「新スタジアムでは主力としてJ1で戦いたい」と話していた新星が輝く日は近い。
◆梶原夕希也(かじわら・ゆきや)1996年6月24日生まれの17歳。北九州市出身。同市若松区の鴨生田小1年からサッカーを始め、折尾中時代に「フラッププライドFC」で福岡県選抜に選出。折尾高からギラヴァンツ北九州U-18でプレー。本職は右サイドバックだが、ボランチもこなす。172センチ、62キロ。
=2014/06/04付 西日本スポーツ=