MetaMoJi、iOS8向けのIMEとして手書き日本語入力環境「mazec」提供へ

　株式会社MetaMoJiは4日、同社が開発・提供している手書き日本語入力環境「mazec」を、iOS8対応のIMEとして提供する意向を表明した。

　これまではiOSの制限によりApple以外がIMEを提供できなかったが、サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「WWDC」において、今秋公開予定のiOS8ではサードパーティ製のキーボードを利用できるようにすることが発表された。

　MetaMoJiでは、mazecをiOSのキーボードの1つとして組み込む考えで、現在、開発情報を調査中。詳細が決まり次第、あらためて発表するとしている。

　mazec（マゼック）は、「交ぜ書き変換入力」が特徴の手書き入力方式。例えば「会議」と入力する場合に、「会議」「かいぎ」「会ぎ」「かい議」というように、漢字を直接書くだけでなく、 画数が多い漢字や思い出せない漢字はひらがなのままで交ぜ書き状態で入力できる。現在、メモアプリ「7note」などに搭載するかたちで提供されており、iOS向けもある。一方、Android向けにはメモアプリのほか、IMEとしても提供されている。