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導入事例
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山佐株式会社

URLhttp://www.yamasa.co.jp/

  • 設立1967年2月
  • 本社日本・岡山県
  • 主要事業マイクロコンピュータを利用した機器、およびアミューズメント用機器の開発・製造
  • 配信エリアローカル配信/国内
山佐パチスロイメージ

お客様の声

新作アプリのリリース時、恐らく当社のオリジン環境だけではそのトラフィックに対応しきれなかったと想定できます。多くのお客様にダウンロードしていただいたのはとても嬉しい結果ですが、その分トラフィックは増大していました。 今回、CDNetworksのCAとストレージを導入したことで、アプリ配信時のトラフィックが負荷分散され、当社のオリジン環境は普段通りに稼働したままで大容量のアプリをリリースすることができました。これは、非常に大きな成果であり、この結果にとても満足しています。

山佐株式会社 担当者様談

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山佐株式会社について

インターネットの普及と様々なデバイスの登場により、人々は場所を選ばすにオンラインで会話したり、買い物をしたり、ゲームをしたりなど日常を楽しむようになりました。この流れはパチスロ業界も同様であり、多くのパチスロファンは日々オンラインで楽しむ時代になりました。

現在、山佐株式会社(以下、山佐)では、特にスマートフォン向けのパチスロアプリの開発と提供に力を入れています。スマートフォン向けとはいえ、ファイル容量は非常に大きいため、配信時のインフラについて考慮する必要があります。特に、最近ではホールで人気のある最新機種をアプリ化しリリースするケースも増えており、リリースの際にはかなりのトラフィックの増大が想定されていました。

そこで、これに耐えうるだけの配信設備をどう整えるかについて検討した結果、CDNetworksのコンテンツ・アクセラレーション(CA)サービスがその配信パートナーとして採用されました。

 

導入の背景

山佐が運営しているスマートフォン向けのキャリア公式サイト「山佐スロワールド」では、エンドユーザ様に月額会員登録をしてもらい、その上でアプリをGoogle Playなどを経由せず、山佐のサイト上からダウンロードしてもらう形式をとっており、都度会員認証が必要とされます。結果、Google Playなどの配信プラットフォーム上にゲームアプリを置くことができず、自社のウェブサーバ(以下オリジン)から大容量のアプリをエンドユーザ様向けにダウンロード配信しなければなりませんでした。

また、スマートフォン端末の高性能化やパチスロ機の大容量化により画像も高画質になり、それに伴い容量も大きくなっています。ゲームをダウンロードして楽しむエンドユーザ様に向けて、少しでも高品質なアプリで遊んでいただくために、容量の大きなファイルを効率よく高速にダウンロードするための環境整備は必須と考えました。

しかし、そのための環境を自社で整えることは膨大な設備投資を必要とするため、自社でサーバとネットワークを用意し、かつ運用後の保守も含めて行うことは、現実的な解決手段ではないと考えていました。

そこで、山佐では自社で全ての設備を整えるのではなく、必要な時に必要な分だけ利用できるCDNサービスの導入について検討を進めました。

「現在、当社のウェブサイトはパチスロアプリがメインコンテンツのひとつとなっています。パチスロアプリは、実機を可能な限り再現するため音声や動画などを多く使用するので、アプリの容量が非常に大きくなってしまう傾向にあります。当初、当社のオリジン環境で対応することも考えていましたが、アプリの容量が2GBを超えることや、回線、ストレージの問題、そしてエンドユーザ様が快適に遊べるのか?など、懸念点は山積みでした。」  - 山佐担当者様 談

 

CDNetworksを選んだ理由

山佐は、新作アプリのリリースが迫っていたこともあり、CDNベンダーを選定する際のポイントとして、スピーディーなサービス導入とアフターサポートの充実に重点を置いていました。

今回、CDNetworksを選んだ理由について、主に以下の点について評価いただきました。

・スピーディーなサービス導入と丁寧かつ柔軟な営業対応
CDNベンダー各社と接触した中で、CDNetworksが一番レスポンスが素早く、営業対応も柔軟かつ丁寧であった。CDNベンダーは海外本社の場合が多く、中には海外に都度確認する必要性から、レスポンスが非常に遅いケースもあった。導入を急いでいたこともあり、レスポンス・対応の良かったCDNetworksに自然と目が向いた。

・安心の企業体質
初めてのCDN導入であったので、国外に拠点があるベンダーと取引を始めるには若干の不安があった。しかし、CDNetworksは親会社が株式会社KDDIということで、母体がしっかりしているという安定感があった。

・充実のサポート体制
24時間365日の年中無休対応で、日本国内にサポート体制が整っているため、いつでも気軽に相談ができる点が安心できた。実際に問い合わせを行った際も、迅速な回答が得られたため、とても満足している。

・コストパフォーマンス
サービス、設備、サポート体制などトータルでのコストパフォーマンスが非常に高いと感じた。自社で莫大な設備投資をして新たに設備を増強することなく、CDNetworksのCAサービスを利用することで、初期コストを必要最小限に抑えて、必要な環境を整えることができた。

 

導入されたCDNサービス -コンテツ・アクセラレーション(CA)

今回導入されたCDNetworksのCAサービス+ストレージは、主に大容量コンテンツのダウンロード配信を非常に高いキャッシュ技術で高速配信するサービスです。

さらに、このCAサービスは、エッジサーバをグループ化してキャッシュしたコンテンツを共有する仕組みにより、一般的なキャッシュと比較してキャッシュヒット率が非常に高いため、より高速かつ安定的な配信を実現します。

サービスの詳細については、コンテンツ・アクセラレーション(CA)の説明ページをご参照ください。

 

導入の結果

CDNetworksのCA+ストレージを導入の結果、山佐では、大容量の新作アプリの高速、かつ安定的な配信という目的を確実に実行することができています。

また、CDNetworksのストレージ利用の副次的な作用として、ファイルサイズの大きいコンテンツをウェブで配信する場合、CDNと自社設備をコンテンツの特性に合わせた使い分けができるようになり、アプリ配信以外の領域でのサービス利用も進めています。

今後、アプリのダウンロード配信にのみ利用しているCDNetworksのCAサービスについて、本来の用途である“ウェブ高速化(アクセラレーション)”のための活用もしていくことを検討しています。例えば、ウェブサイト上にある画像をCAサービスで配信することにより、オリジン環境の負荷を分散し、ウェブサイトのさらなる高速化によるユーザ体験の向上を図りたいとしています。

「新作アプリのリリース時、恐らく当社のオリジン環境だけではそのトラフィックに対応しきれなかったと想定できます。多くのお客様にダウンロードしていただいたのはとても嬉しい結果ですが、その分トラフィックは増大していました。今回、CDNetworksのCAとストレージを導入したことで、アプリ配信時のトラフィックが負荷分散され、当社のオリジン環境は普段通りに稼働したままで、大容量のアプリをリリースすることができました。これは、非常に大きな成果であり、この結果にとても満足しています。」    - 山佐担当者様 談