文章が苦手な人が売れる文章を書くために大切な4つのコト
こんにちは、WEBマーケッターの荒木です。
「売れる文章」と聞くと、ちょっと小難しいテクニック的なことを感じる人が多いと思います。
とくに文章が苦手な人の場合、このフレーズを聞くだけでちょっと後ずさりをしてしまいます。
今回私がお話することは、そんな小難しいテクニックではなく、もっと根本的な部分です。
ですから、文章が苦手な人でも、ちょっと考え方を変えれば、売れる文章を書くことができるようになります。
「なかなか商品が売れない…」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
(1)ユーザーの「なぜ?」を強く意識する
あたりまえのことですが、商品を売るために必要なことは、ユーザーに関心を持ってもらうことです。
しかし、売れない文章には、このことが圧倒的に欠けています。
商品に興味のあるユーザはごくわずかで、ほとんどのユーザーが商品に対して興味がありません。
ですから、そんなユーザーに興味や関心を持ってもらうためには、意図的にその興味・関心をこちらに向けさせなければなりません。
そこで大切なのが、ユーザーの「なぜ?」を強く意識すること。
商品のメリットをダラダラ羅列してある商品ページを見かけますが、そんなページに興味をそそられるでしょうか?
おそらく、そそられませんね。
例えば「なぜ、あなたの商品は売れないのか?」というコピーがあったとしたら、どうでしょう?
その続きを読みたくなりますよね。そういうことです。
ユーザーの知的欲求を刺激することで、興味や関心を抱かせることができ文章の世界にユーザーを引き込むことができるのです。
ユーザーに関心を持ってもらうためには、ユーザーの「なぜ?」を強く意識することが大切です。
(2)ターゲットの根本的な欲求に応える
商品を売るときには、必ずターゲットを設定しますよね。
例えばパソコンを売る場合は、「高性能のパソコンを欲しい人」というようにターゲットを絞っていきます。
また、「女性」や「30代」など属性でターゲットを設定する場合もあります。
しかし、こんなユルいターゲットの設定方法では、ターゲットの心をとらえる文章を書くことはできません。
もっと、ターゲットの根本的な欲求に応える必要があります。
そんな時に「なぜ、ターゲットは高性能のパソコンを欲しいのだろう?」と考えてみるのです。
例えば、デザインや動画を作成するようなプロの場合は、「サクサク動作してくれるような高性能のパソコン」が欲しいはずです。
パソコンのことに詳しくない主婦の場合は、「最初からいろんなソフトが入っているようなパソコン」が欲しいはずです。
ひとくちに「高性能のパソコンを欲しい人」といっても、いろんなニーズがあるわけです。
商品を売るためには「なぜ、ターゲットはこの商品を必要としているのか」具体的にイメージし、根本的な欲求に応えるすること大切です。
(3)ユーザーベネフィットで差をつける
商品を売るためには、ユーザーベネフィットを明確に伝えることが大切です。
しかし、ユーザーベネフィットを伝えることが重要なのは分かっているけど、上手く伝えることができていないケースが良くあります。
結果的にターゲットの心を動かすことができず、お問い合わせや注文に繋がりません。
ちょっとしたことなのですが、ここができているかどうかで、WEBサイトからのコンバージョンに大きく左右します。
例えば、今回の記事のタイトルが「売れる文章を書くために大切な4つのコト」だったらどうでしょう?
悪くはありませんが、どこにでもあるようなコピーという感じであまり惹き付けられませんよね。
そこで今回のタイトルを「文章が苦手な人が売れる文章を書くために大切な4つのコト」に変更しました。
「文章が苦手な人が」というフレーズを加えたことで、他のコピーとどこか違う印象を与えています。
では、前者と後者のコピーのどこに違いがあるのか?
ポイントは、ターゲットの絞り込みです。
ターゲットを絞り込んだことにより、「文章が苦手だな…」と感じている人の心を惹き付けることができるようになったのです。
ユーザーベネフィットで他と差をつけるためには、ターゲットを意識することが大切です。
(4)ユーザーに対して正直であること
ネット時代になり、ユーザーの情報に対するリテラシーが高くなっている今、情報の信頼性はとても大切です。
売りたいがために、あることないこと書いている商品ページを見かけますが、はっきり言って逆効果です。
今の時代、企業が発信している情報だけを見て、商品を買う事なんてほとんどありません。
ユーザーは必ずいろんなサイトで口コミやレビューを見て、商品を買います。
そこで、商品ページに書いてあることと口コミに書いてあることが違ったら、どうでしょうか?
購入意欲どころか悪い印象まで与えることになってしまいます。
もちろん商品の良いところはそのまま伝えて良いのですが、商品のデメリットと感じるところは正直に伝えてあげましょう。
その時に大切なのが、デメリットの伝え方です。
商品が高額な場合は、高額である理由を正直に伝えて下さい。
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原材料にこだわっているから
手間ひまかけて作っているから
などなど。
そうすることで、ユーザーにとって一見デメリットと感じることも、メリットに変化させることができます。
ユーザーに対して正直であることが、商品の隠れた魅力を伝えることにもなり、ユーザーとの関係をより良いものにしてくれるはずです。
もちろん、商品の品質が良いことが大前提の話ですが。
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著者情報
荒木 厚/アラキアツシ
デザイン会社、WEB運営会社を経て、「スイッチ」を設立。 市場調査からマーケティング戦略の立案、インターネット広告を活用したWEBプロモーションなど、商品サービスがブランド化されるまでのトータルプロデュースを行う。 スイッチ 代表@熊本
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