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Surface Pro 3はMacBookやiPadにとって最も恐ろしい存在

米マイクロソフト Surface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャー ブライアン・ホール氏

2014/06/04
井原 敏宏=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧

 日本マイクロソフトは2014年6月2日、「Surface Pro 3」の発表会を開催した(関連記事)。発表会には米マイクロソフトのブライアン・ホールSurface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーが登壇。「Surface Pro 3はこれ1台でノートPCとタブレットを置き換えられる」と強調する。企業ユーザーから見たSurface Pro 3の強化点などについて、ブライアン・ホール氏に話を聞いた。

(聞き手は井原 敏宏=日経コンピュータ


写真●米マイクロソフト Surface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏
[画像のクリックで拡大表示]

Surface Pro 2では企業ユーザーからどのようなフィードバックがあったのか? それを受けて、Surface Pro 3ではどのような機能強化をしたのか?

 Surface Pro 2に対するフィードバックは、一般の社員とIT部門の社員で異なっていた。一般の社員から寄せられた主な意見は一般消費者と同じで、「もう少し薄く、軽くして、画面サイズは大型にしてほしい」というものだった。一般消費者との違いとしては「デスクトップ画面で使用する業務アプリケーションをより使いやすくしてほしい」「タッチペンでより多くのことができると良い」という声があった。

 IT部門からは機能面で多くの要求があった。画面サイズの拡大に加えて、美しい形状が求められた。それによってビジネスチャンスが広がるという意見があった。

 これらの意見を受けて、Surface Pro 3では同Pro 2に比べてより薄く、より軽くするとともに、画面サイズを大型にした。PCとしてはWindowsの機能をフルに使いこなせる処理能力を備え、タブレットPCとしては他のどの製品と比べても美しい形状に仕上がっている。

 これまで「iPadとノートPCの両方が必要だ」と言っていたIT部門の社員は、Surface Pro 3が1台あれば全て置き換えられる。

その他、Surface Pro 3で機能強化した点は?

 ドッキングステーションだ。USB 3.0端子が従来の1個から3個に増え、有線LANは100メガビット/秒から、1ギガビット/秒に高速化している。

持ち運びやすさを重視するユーザーにとっては、画面サイズが12型ではなく10.6型のままで、より薄く軽くしてほしいという声もあったのでは?

 持ち運びに使うかばんのサイズからすれば、10.6型の方がいいというユーザーもいるかもしれない。

 ただ、Surface Pro 3では同Pro 2に対して処理能力、バッテリー駆動時間、画面サイズが強化されながら、より薄く、より軽くなった。この組み合わせはなかなかできない。

 もし10.6型で薄型軽量の製品を求めるなら、Surface 2がある。処理能力は劣るがより安価に入手できる。ただ、Surface Pro 3については12型のみだが、今後も12型だけということではない。

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