「新しい可能性」を提供するスタートアップが集結するMOVIDA JAPAN DemoDay5thが行われた。今回は5回目ともあり、ピッチイベントには13社のスタートアップ企業が登壇した。
MOVIDA JAPAN DemoDay 5th ピッチ企業一覧(登壇者順)
1, Eigooo株式会社
2, 株式会社トランスリミット
3, 株式会社IkkyoTechnology
4, 株式会社coco
5, サウンド・フォージ株式会社
6, 株式会社Sttir
7, 株式会社3.0
8, 株式会社Oden
9, 株式会社Combinator
10, 株式会社Rising Asia
11, ロケットベンチャー株式会社
12, 株式会社マスカチ
13, ALTR THINK株式会社
1, Eigooo株式会社「Eigooo!」
登壇者:Peter Rothenberg氏
自身がチャットやメールで日本語を学んだ経験から、日本人にももっと気軽に英語が勉強出来るようになって欲しいという思いから出来たサービスが「Eigooo!」である。声が出せない通勤や休み時間でも、スマートフォンがあれば先生とのチャットで簡単に英語を学ぶことが出来る。
Eigoo!の特徴は「予約なし」で「リアルタイム添削」が出来、添削されたチャットは「保存して復習」することが出来る点だ。これにより既存の予約が必要な英語勉強サービスよりもリアルで簡単な英語学習を可能にする。
マネタイズ面では初回の利用無料(メッセージ回数などに一部制限あり)から定着したユーザーに対して課金制度を設けていくモデルだ。
今後は競合との差別化、ユーザーのサービス利用継続性を伸ばしつつ、ゴールドマン・サックスでプログラミング経験があるメンバーなどグローバルなメンバーと、5年後のIPOと売上60億円を目指していく予定。
2, 株式会社トランスリミット「Brain wars」
登壇者:高場 大樹氏
「脳は毎日低下する。」ことから脳力UPに着目したアプリが「Brain wars」だ。
使い方も非常にシンプルで、オンライン上でバトルの申請を行いマッチングをすると、相手とゲームで対戦が出来る。またオフラインのユーザーに対しても過去の対戦記録をもとに挑戦し対戦することが出来る。
Brain warsの強みは年齢や国境を超えて多くのユーザーが脳トレを通じて楽しむことが出来る点にある。また楽しみながら脳トレを行い、結果的に能力を高めることが出来るのだ。脳力を鍛えるという点では6つの指標を可視化し、自動的に記録がつくため自分の成長を都度確認することが出来る。
近日2万ダウンロードを突破する見込みで、現在15カ国以上でのダウンロードがされているそうだ。1日1万バトル、ピーク時には100人のユーザーが同時に対戦を行なっている。今月サービスをリリースしたが、特にソーシャルメディアでの拡散の声が高くTwitterやFacebookをはじめ、実際の対戦の様子を撮影したyoutubeでの動画は8万回再生にのぼった。
今後のビジネスモデルとしては現在無料でのプレーを追加プレーにより課金を行なっていく。年間500万ダウンロード、世界展開を目指すとの事だ。