2007年12月05日
義経は海を渡った ２
義経に関する書籍は相当の数に上るが共通して見落としていることがあります。どれもこれも義経生存説とか逃亡記だとか言っていることで、真実の義経は大陸征服の大野望に燃えていたということを知らないのです。
奥州藤原家に養われた義経には藤原家の親族安東水軍の海外情報が常に入りました。安東水軍は数百艘の大型船舶を所有し沿海州から金を輸入し日本からは米などを輸出し日本各地、蝦夷地、シナ、満州など巾広く活躍していました。青森の十三湖を根城に活躍していましたがそのご大津波で一夜にして水没したと伝えられています。水軍の情報を聞くごとに世界の広さと大きさに義経の胸は高鳴ったのです。天才武将は狭い日本を見捨ててシナの大王になることを夢みたのです。したがって義経逃亡記ではなく義経シナ大征服記が本当なのです。
日蓮大聖人のお弟子の日持上人は時代は少し下りますが法華経の布教のため単独で黒龍江省に入り蒙古まで布教にいったことが確認されています。義経は青森の十三湖に栄華を誇った安東水軍からの大陸情報をしっかりと受け取っており、シナの大王になることを綿密に計画していたのです。常識でものを考えれば鎌倉の兄頼朝が自分の命を狙っているのは分かっているのですから、殺しに来る前に日本脱出を考えるのは当然です。義経は兄も恐れるほどの戦争の天才ですからシナ征服は可能と考えたのでしょう。「十人ほどの手勢もあればシナを征服できる」と通常の人間には不可能に思うことでも天才には可能なのです。北条早雲は静岡から数人の手勢で小田原にのりこみ６６歳の時初めて城を持ちます。ましてや義経３０歳前後ですから野望があって当然でしょう。東北に残る伝説は義経が野良犬のように北に落ちていったという話ばかりですが、これは真っ赤な嘘話です。安東水軍は”金”の貿易を大陸としており、豊富な砂金をもち義経は、密かにその金で大陸征服の準備をしていたのです。安東水軍は蝦夷地との交易も独占していましたので蝦夷地のアイヌにも多大な影響を持っていたのでまず蝦夷地に渡り大陸占領の準備にはいりました。蝦夷地までは鎌倉幕府の力は及ばないのでさらに入念な準備態勢をとることができたのです。鎌倉へは”ニセの義経”が自害したと見せかけ藤原家がその工作を引き受けました。焼き首を４０日かけて夏の暑い日に鎌倉に届けたのですから顔の分別はつかないでしょう。この首を疑った鎌倉幕府は奥州藤原一族を責め滅ぼしています。蝦夷の義経はアイヌと侵食を共にしながら兵を練りました。黄金の鎧と黄金の太刀と白馬と美貌はアイヌ人をして義経をまさに神だと思わせたに違いありません。二年の月日を蝦夷で過ごした間にさらに戦略を練りアイヌの精兵１００名と安東水軍の兵１００名は待ち合わせてシナ征服の野望に向けて黒龍江省に向かったのです。義経ほどの天才武将となれば２００名の手勢があれば馬賊などひとたまりもなかったでしょう。モンゴル高原に到着したころには軍勢は１０００名ほどに膨れ上がり蒙古征服の第一歩を作り上げたのです。義経は自らの出身部族をニロン（日本）といい母の部族をエゾカイ（蝦夷海）といい自分の名前をテムジン（天神）となずけて旗は九流の白旗（源氏は白旗、九は九朗判官）笹竜胆の紋をたなびかせて連戦連勝したのです。義経はこうしてジンギスカンとなったのです。源義経ジンギスカンと読めますね。そうして創った帝国は元これも源とおなじです。
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かく戦えり。近代日本
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