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 東日本と北日本は3日も高気圧に覆われて朝から気温が上がった。特に北海道では、乾いた暖気が山を下る「フェーン現象」が起き、午後0時半までに美幌町と遠軽町で36・5度、津別町で36・3度、置戸町で36・1度、北見市36・0度を記録するなど、道内10地点で猛暑日になった。美幌町など5地点は最高気温の観測史上1位を更新した。

 他に秋田県大館市で34・2度、岩手県軽米町で32・0度など、全国927の観測地点のうち205地点で30度以上の真夏日になった。気象庁は、北日本を中心に4日も最高気温が30度前後まで上がるとみて、熱中症への注意を呼びかけている。