AKB厳戒態勢で再スタート!客席1列目を使用不可にし鉄柵設置
サンケイスポーツ 6月3日(火)7時0分配信
5月25日に岩手県内で行った握手会でメンバーが襲撃され負傷したAKB48が2日、東京・秋葉原のAKB48劇場で7日ぶりに公演を再開した。
「金属探知機の検査を実施しております」−。ロビーに響く聞き慣れないアナウンス。厳戒態勢の中、劇場公演が再スタートした。
警備人数はこれまでの8人から17人に増員。入り口には姉妹グループの劇場同様、空港と同じレベル設定のゲート式金属探知機を2台設置した。
来場者は、チケットと身分証明書のチェックを受けて金属探知機へ。金属反応があった場合は、警備員によるハンディータイプの探知機でボディーチェックを受けた。通常、入場は10〜15分で終わるが、この日は約2倍の30分を要し、開演予定時間を20分過ぎた。
開演中は客席1列目を使用不可にし、1列目のベンチ間には鉄柵を設置。そのため、ステージと客席の距離はこれまでの1・5メートルから2メートルになり、客席も21席減の229席となった。開演前には警視庁万世橋署の警察官6人が劇場内に入り、ステージと客席の距離や警備態勢、金属探知機の検査が機能しているかなどを確認していた。
ほかにも、ステージと鉄柵の間に警棒を携帯した警備員4人を配置するなどセキュリティーを強化。終演後のハイタッチ会や、チケットを持たないファンのロビーでのモニター観覧は当面の間、自粛することになった。
最終更新:6月3日(火)7時0分
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