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03 Jun 2014 16:19

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AKB劇場、警備強化し再開 ハイタッチは行わず

朝日新聞デジタル 6月2日(月)21時18分配信

 人気アイドルグループAKB48の本拠地、AKB48劇場(東京・秋葉原)で2日、公演が再開された。5月25日に岩手県の握手会で起きたメンバー襲撃事件を受け、26日から休館していた。入り口ではゲート型の金属探知機2台による持ち物検査を実施。劇場内もステージと客席の間に鉄柵を設置し、警備員も増員して警備体制を大幅に強化した。

【写真】ステージに立つAKB48チームAのメンバー (C)AKS

 金属探知機で反応があると、警備員がボディーチェックした。このため、通常は10分程度という観客の入場に30分ほどかかり、開演が遅れた。普段は出入り自由の劇場ロビーだが、運営会社のAKSなどによると、この日は観客以外の入場を禁止。警視庁の警察官も警戒にあたった。公演終了後恒例となっているメンバーと観客とのハイタッチも行わなかった。

 この日出演したのは、事件で被害にあった川栄李奈さんと入山杏奈さんが所属するチームAだが、2人は出演を見送った。開演前、チームAキャプテンの高橋みなみさんは「金属探知機の導入、目の前にある最前列の柵。みなさんには我慢していただかなければいけないことがたくさんありますが、今日この場所から再スタートします」と話した。

朝日新聞社

最終更新:6月2日(月)23時3分

朝日新聞デジタル

 

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