百三十五年丸ノ内線

昔の思い出から今の話までいろいろ(1日に何回も更新するよ!)。実体験を元にしたコスメ話や脱毛・育毛話など。ニッポンゴムツカシイ

子供になんで勉強しなきゃいけないの?って言われたら。

学校の先輩インタビューとかで「勉強はしといたほうがいい」って言われるたびに反発してさらにやらなかった人、多いと思います。

 

そういう人って、いわゆる成功体験がないのかなーと思います。

少なくとも私はテストで100点を取って当たり前。

通知表で4以下(5段階評価でした)を取るなんて言語道断、という教育を受けました。

「100点だね!凄いね!」って言われた経験が皆無です。

90点台だってすごく頑張ってる方だと思うのに、褒められません。

母が生きていくのに必死で、若さゆえに子供より優先したいことがあって、子供の教育に手が回らなかったんだろうなあ、と今ではわかりますが。

 

子供に「何で勉強するの?」と聞かれたら、どう答えますか? | シンプルライフ

 

このブログを読んで、数年前に、夏休みの宿題真っ盛りの子どもと二人になったとき、同じような話をしたことがありました。

 

親戚の子ども(ガキ、以下ガ)「なんで算数とかやらなきゃいけないんだろー?将来なんか役に立つのー?」

マミ(以下マ)「(ガリガリくん梨味を食べながら)バーゲンときとかに値引きで何割かすぐ分かる」

ガ「だってこれ(立方体の面積?の求め方)とか絶対使わないじゃん!」

マ「まぁ使わんよ」

ガ「やる必要なくない?」

マ「まぁ、やる必要あんましないよ」

ガ「じゃあやんなくてよくない?」

マ「お前がいんならいんじゃね?」

ガキ母「余計なこと言わないで!ガキちゃん、勉強しないとマミちゃんみたいになっちゃうんだよ!」←ひどい

ガ「えー?!デブぅー?」

マ「…(叔母さんだって高卒じゃん)まぁ、それ(算数のドリル的なもの)終わったらパピコ食おうぜ」

ガ「ねー、これ(算数の問題)わかんない」

マ「マミもわかんない、自分でやんなさい」

ガ「さっきやる必要ないて言ったじゃん!」

マ「ガキちゃんさー、さっき将来は人の役に立ちたいって作文書いてたじゃん?」

ガ「それが?」

マ「今、マミはさー、ガキちゃんの役に立ってないじゃん?」

ガ「超役立たずだよね」

マ「それはマミが勉強してこなかったからじゃん?将来人の役に立ちたいんだったら勉強したほうがよくね?」

ガ「あー…」

 

ガキがここでドリルに真面目に取り組…もうとして、ハッとした顔でこっち見る

 

ガ「でもマミちゃんは算数はわかんなくても漢字は分かるじゃん!」←さっき教えた

マ「うん、分かるよ。そのときはマミは勉強してたからガキちゃんの役に立ったじゃん?だから勉強しといたほうがいいんだよー」

ガ「でも別に小学生に勉強教えるために勉強したくないよ」

マ「っつか、学校の先生とかさー、勉強したからなったわけじゃん?」

ガ「コネっておかーさんが言ってたよ」←大分のコネ採用のこと

マ「それもあるけどさー、超バカな先生とかヤじゃん」

ガ「やだ!◯組の△△せんせーとかちょーばかで(ここで△△せんせーの悪口てんこもり)」

マ「ってか悪口言われたくないしさ?やっぱ勉強しとくべきだと思うなー」

ガ「うーん」

 

算数ドリルが終わったのでパピコ半分こ

 

マ「ガキちゃんさー、将来電車の運転手になりたいんしょ?」

ガ「うん、そうだよ!」

マ「でもその前は医者だったじゃん?」

ガ「医者は勉強いっぱいしなきゃいけないからムリだなー」

マ「電車の運転手もさー、ダイヤ引いたりとか頭良くないと出来ないと思うなー」

ガ「電車は好きだから頑張るよ!」

マ「よくわかんないけどさー、またなりたいものが変わるかもしれないじゃん、ガキちゃん絵描くの好きだしさ、美大行きたい!とかなるかもしれんじゃん?」

ガ「ならないよー!」

マ「勉強ってさ、たぶん、将来の自分の夢を広げるためにやっとくもんだと思うなー」

ガ「えー」

マ「結構マジな話だよ、マミはさー、美大行きたかったけど勉強しなくてバカだったから美大受かんなかったもん」

ガ「マミちゃんは生まれたときからバカだっておかーさんが」←ひどい2

マ「…てかもしかしたらパピコ作ってる会社に入りたいとかなるかもしれないじゃん?」

ガ「☓☓(子どもが好きそうなねるねるねるね系の菓子)作る会社のほうがいい!」

マ「あー、そんでさ、頭が良かったら電車の運転手も、☓☓作る会社も、医者もなれるんだよ」

ガ「まじでー?」

マ「あーあとさ、頭いいと受験しなくていいよ!(マミの妹)ちゃんとか全部推薦じゃん!」

ガ「あー」

マ「普通に勉強出来ると、(ガキ兄)みたいに受験しなくってチョーラクだよ!」

ガ「受験とき勉強すればいいじゃん!」

 

ちなみに説得失敗して彼は普通に夏休みの宿題のポスターを忘れていきやがりました。

 

んだば。