秋葉原ＡＫＢ劇場６・２から再開決定　“Ｗ探知機”の厳戒態勢で安全確保を図る

　再開が決まったＡＫＢ４８劇場

　アイドルグループＡＫＢ４８が、本拠地である東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場での公演を６月２日から再開させることを５月３１日、公式サイトで発表した。５月２５日に岩手県滝沢市で開かれた握手会で川栄李奈（１９）と入山杏奈（１８）らが切りつけられた事件の影響で、２６日から休館していた。

　襲撃事件から８日。ファン待望の劇場公演が復活する。２日に公演を行うのは、事件前のスケジュールで予定されていた横山チームＫから高橋チームＡに変更。グループ総監督も務めるキャプテンの高橋みなみ（２３）が、グループを代表してメッセージを発することになりそうだ。

　当日は、安全確保のため、金属探知機による検査を導入。すでに劇場には、金属探知ゲートを設置済み。事件後に行われたＮＭＢ４８の公演と同様、手持ちの探知機と併用する厳戒態勢で臨み、万全の安全確保を図る。

　またＡＫＢグループ総支配人の茅野しのぶ氏が公式ブログで、負傷した２人について「順調に回復に向かっていて、元気で前を向いている」と報告。「周りのメンバーも今、前を向き、大切な仲間と共に一緒に支え合いながら進もうとしています」とつづった。

　また、事件後に入山になりすました偽ツイッターの内容が、本人のコメントとして報じられたことを受け「メンバー自身が発信する言葉や姿だけを信じてあげて欲しい」と注意を呼びかけた。