ＡＫＢ握手会襲撃事件　検証すると全部正しかったツイッターの威力

ＡＫＢ岩手傷害事件二人で退院するＡＫＢ４８・入山杏奈（右）と川栄李奈　＝岩手県盛岡市内の病院（撮影・土谷創造）（写真：夕刊フジ）

　【芸能ニュース舞台裏】「いずれこうなると思った」「来るべき時が来た」…そんな記事やコメントを何度も目にした今週。ＡＫＢ４８の握手会で起きた不幸な事件発生のニュースが飛び込んできたのは日曜日の夕刻だった。

　「今回ほど、ツイッターの威力を知ったことはないですね」とテレビ局ディレクターがしみじみ語る。

　「誰が被害者か、どんな被害状況か不明の段階で、『被害者は川栄李奈と入山杏奈』『川栄は頭から血を流していた』というツイートがアップされたんです。うのみにはしませんが、後々検証すると全部正しかった。現場にいる人間の発信力を感じました」

　幸い、川栄と入山は翌日退院。東京から芸能メディアが駆けつけたが、ここでもドタバタが。

　「囲み（取材）対応をします、とアナウンスしながら急きょ取りやめてあいさつがひと言だけ。その一方で『フォトセッションをやりますから』と、まるでイベント時の仕切りのよう。混乱したんでしょう」（取材ディレクター）