外国の航空機から徴収の「上空通過料」値上げ検討 国交省
06/03 04:51
国土交通省は、日本の空域を通過する、外国の航空機から徴収している「上空通過料」を値上げする方向で検討に入った。外国の航空会社からの反発が予想される。
上空通過料は、管制官の人件費や、設備の維持管理費に充てるため、上空を通過する航空機から料金を徴収するもので、対象は、日本の陸地と洋上を通過する外国の旅客機など。
この制度は、世界各国で採用され、日本では2000年から導入されていて、当時、日本上空を通過する航空機は、年間8万4,000機ほどだった。
しかし2012年には、その数が20万機に急増し、管制サービスを提供するためのコストも増えたという。
このため国交省は、上空通過料による収入が5割程度増えるよう、距離に応じた変動制も含め、年内にも改定案をまとめる方針だが、外国の航空会社、特に、日本の上空を通過することの多い、韓国の航空会社からの反発が予想される。
上空通過料は、管制官の人件費や、設備の維持管理費に充てるため、上空を通過する航空機から料金を徴収するもので、対象は、日本の陸地と洋上を通過する外国の旅客機など。
この制度は、世界各国で採用され、日本では2000年から導入されていて、当時、日本上空を通過する航空機は、年間8万4,000機ほどだった。
しかし2012年には、その数が20万機に急増し、管制サービスを提供するためのコストも増えたという。
このため国交省は、上空通過料による収入が5割程度増えるよう、距離に応じた変動制も含め、年内にも改定案をまとめる方針だが、外国の航空会社、特に、日本の上空を通過することの多い、韓国の航空会社からの反発が予想される。