増田勇介
2014年6月3日16時56分
「和紅茶」の生産が増えている。緑茶の値段がペットボトルの普及などで落ち込むなか、緑茶を作ってきた農家が紅茶も手がける。穏やかな味わいで渋みが少ないとされ、愛知県でも特産品にしようと様々な試みが始まっている。
緑茶工場に紅茶の香りが立ちこめていた。5月上旬、愛知県新城市の鈴木製茶に鈴木克也さん(26)を訪ねた。家族経営の4代目で、紅茶を作り始めたのは2年前。金属製の重しで茶葉をもむ揉捻(じゅうねん)機を止めては両手で茶葉をすくい、発酵具合を確かめていた。
緑茶は茶葉を傷つけず蒸して発酵を止めて作るが、傷をつけ発酵させれば紅茶になる。鈴木さんは、もんだ茶葉を1時間ほど置いて発酵を進め、乾燥機で熱風にさらした。葉の色は緑から濃い褐色に変わった。
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