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大人の部活が生まれるシェアスペース「BUKATSUDO」みなとみらいに開設へ

2014年06月03日 16:20 JST

 「大人の部活が生まれる、これからの街のシェアスペース」をコンセプトにした新施設「BUKATSUDO(ぶかつどう)」が、横浜・みなとみらいの造船ドック跡地「横浜ランドマークタワー ドックヤードガーデン(国重要文化財)」にオープンする。会員制のワークラウンジや部室をはじめ、シェアキッチンやスタジオ、アトリエといったレンタルスペースを併設し、利用者の自発的な活動を促す自由な空間を提供するという。

BUKATSUDO ビジュアル
BUKATSUDO ビジュアル
画像: リビタ
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 「BUKATSUDO」は、ドックヤードガーデン内の地下1階区画に開設され、面積は817平方メートル。メインスペースのBUSHITSU(部室)はコミュニティの活動場所やたまり場、道具置き場などとして利用可能で、施設内には近隣で働くビジネスマンのセカンドオフィスや自習用のスペース、個人事業者のコワーキングスペースとして利用できる会員制のWORK LOUNGEを設置する。また、着席で最大25名が使えるKITCHEN、セミナーや上映会、ブランドの展示会に最適なHALL、工作やDIYに適した工具を備えるATELIER、館内BGMを流すDJやインターネット放送の機材を揃えるBOOTHなど、レンタルスペースも充実させる。

 施設のクリエイティブディレクションやコンテンツディレクションを手がけるのは、内沼晋太郎が主宰する"本とアイデアのレーベル"NUMABOOKS。コンテンツディレクションはumari、アートディレクションはグルーヴィジョンズ、インテリアデザインは田中裕之建築設計事務所が担当する。10月のグランドオープンに先駆けて、6月19日にプレス発表会とキックオフイベントを開催。6月25日からは、プレオープン期間としてコーヒースタンドの一般営業、会員制ワークラウンジとレンタルスペースの提供を開始し、期間中、「BUKATSUDO」が主催する講座やワークショップ、イベントを随時予定している。

 「BUKATSUDO」の事業主は、原宿神宮前の「THE SHARE」や港区海岸の「TABLOID」のプロデュースを手がけてきたリビタ。「BUKATSUDO」は公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が推進する「ドックヤードガーデン活用事業」の公民連携プロジェクトで、約9万人のみなとみらいのオフィスワーカーや居住者、来街者等の市民が集うことで、自由な「部活」の拠点になることを目指すという。

■BUKATSUDO(ぶかつどう)
 所在地:横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 ランドマークタワー ドックヤードガーデン内 地下1階区画
 施設用途:レンタルスペース(スタジオ、シェアキッチン、アトリエ、ミーティングルームほか)
      会員制ワークラウンジ、レンタル部室、コーヒースタンド、貸ロッカー・倉庫
 営業時間:月~金 7:00~23:00
      土日祝 10:00~22:00(お盆年末年始休業)
 http://www.bukatsu-do.jp/

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