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DeNA 遺伝子検査事業参入へ
6月3日 17時42分

ソーシャルゲーム大手のDeNAは、東京大学と共同でヘルスケア事業の研究を行い、遺伝子を調べることで病気のなりやすさなどを分析する「遺伝子検査ビジネス」に参入すると発表しました。

これは、DeNAの南場智子取締役が東京大学医科学研究所の清野宏所長らと記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、DeNAは、東京大学と共同でヘルスケア事業の研究を行い、がんなどの病気のなりやすさを分析する遺伝子検査のサービスを来月下旬から始めます。
具体的には、インターネットを通じて申し込みのあった利用者から唾液を採取した検査キットを受け取り、遺伝子の情報を分析します。
DeNAとしては、ゲーム事業が売り上げの大半を占めるなかで、新たな収益源としてヘルスケア分野に参入するということです。
経済産業省によりますと、国内で遺伝子検査ビジネスを手がける事業者は700社余りに上る一方、業者によっては科学的根拠に乏しい分析を行っていて、検査の質をいかに保つかが課題となっているということです。
南場取締役は会見で、「最先端のビジネスに参入するという緊張もあるが、東大と連携することで規範となるようなサービスを築きたい」と話しました。

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