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複数企業ホームページにウイルス6月3日 17時42分
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韓国に本社があるIT企業のサーバーが、何者かによる侵入を受け、サービスを利用している複数の日本企業のホームページに、ウイルスを仕組まれていたことが分かりました。
被害は、日本の大手旅行会社や、人気のブログサービスのほか、電子機器メーカーにも広がり、これらの会社は、利用者に十分な注意を呼びかけています。
何者かによる侵入を受け、ウイルスを仕組まれたのは、韓国に本社があるIT企業、「CDNetworks」のサーバーです。
この会社は、企業のホームページを表示するサーバーを管理する業務を行っていて、日本企業も多く、利用しています。
このうち、日本の大手旅行会社の「H.I.S.」や、人気のブログサービス「JUGEM」のホームページは、閲覧しただけで、ネットバンキングの情報を送信するウイルスに感染するよう仕組まれていました。
また、電子機器メーカーの「バッファロー」も、先月27日の早朝から昼すぎまで、ホームページからダウンロードするファイルに、同種のウイルスが仕組まれました。このファイルは、無線LANの接続機器を利用するためのものなどで、この間に、850回余りダウンロードされたということです。こうした被害を受けた国内企業は、ホームページの利用者に、パソコンがウイルス感染していないか、十分、注意するよう呼びかけています。
サーバーを管理していた「CDNetworks」の日本法人は、「お客様に多大なご心配をおかけしたことを心よりおわびします」としています。
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