2014-06-03

らんま1/2」がホモフォビアだってことはどこかで語られてるんだろか

前にらんま1/2のこと調べてて見つけた話、

高橋留美子一見ジェンダー的な漫画を描いてるようで

実は物凄いホモフォビア漫画を描いてるってレスを昔読んだことがある

http://read2ch.net/rcomic/1303200282/#r79

とのことで、言われてみたらまったくその通りだって思って驚いた。

登場人物たちみんな、何かと錯綜はあるもののつまるところは異性愛者で、そしてそのためにこそ1987年生まれのおれが子供の時分に読んでも混乱なく受け入れられたのだと思う。生まれ年を書いたのは世代によるところもあるかと思ったからだけどしかし器質や環境によるところも大きいだろか、子供の時分のおれは同性愛に対する理解想像力ほとんど無かったはずで、それにも関らず受け入れられた、ということです。

そしておれ以外にもとても多くの人が受け入れたことからして、あの時代エンターテイメント商品としてまったく正しかったんだろうと思う。それに、啓蒙や感化の役割だって意図してかせずか果たしたと思うのだけど、そのためにも程よいところだったのかもしれないとも思う。

そしておれが気になっているのは、この漫画の諸々の設定が抵触している現実世界人達、つまりトランスジェンダー異性装者、同性愛者、といった人達は、かつて読んだ時、そして今、この漫画をどう思っていたのか、いるのか、ということです。

糾弾とか非難とかあるいは幻滅の表明とか、されていてもおかしくないと思うし、されるべきではないかとも思う。どこかでされてるんだろうか。

うる星やつららんま1/2とではそもそもうる星やつらの方が評価が高いかもしれないけど、質がどうということじゃなしに上に書いたようなことによって、らんま1/2が先に古びるかもしれないと思いついて、またびっくりした。

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