2014年6月3日09時58分
難事件の捜査はツイッターで? 警視庁で殺人、強盗、窃盗、詐欺などの犯罪捜査を担当する刑事部が、ツイッターの公式アカウント「警視庁刑事部『公開捜査』」(@MPD_keiji)を始めた。未解決事件の容疑者の画像などをツイッターで積極的に発信し、広く情報提供を呼びかける。
運用する刑事総務課によると、発信するデータは、未解決の強盗事件や強制わいせつ事件の概要や、防犯カメラに映った容疑者の映像など。無差別殺傷事件などが起きた時は即座に情報を流し、二次被害への注意喚起を促す。情報発信専用で、返信はしない。フォローやリツイートもしないが、同庁各部署や自治体などに限り、必要に応じてフォローなどをするという。
警視庁ではこれまでに、オレオレ詐欺などの対策を担当する犯罪抑止対策本部や広報課などがツイッターを運用している。
刑事総務課は「多くの方にフォロワーになってもらい、容疑者の摘発などへの理解と協力をより一層得たい」としている。
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※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
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