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 「悲劇を断ち切らなければならない」

 4月、北京の法廷で元教師の趙常青氏(45)は静かに語り始めた。

 「1989年に戦車や銃の前に倒れた人々に比べたら、私が払った犠牲など何でもない。民主と自由と人権と法治が、中国では今もあこがれの対象でしかないことを私は恥じている」

 すぐに裁判官は趙氏の言葉を…