ベルギーで毎日5人が安楽死を選択
ベルギーの仏字紙の報道によると、ベルギーで安楽死数が急増しており、2013年だけには27%も増えた。2012年には安楽死を選んだのは1432人、2013年に1816人まで増えた。つまり、2013年に1ヶ月当たり150人、1日当たり5人が医者による安楽死を遂げた。ベルギーは子供の安楽死を合法化し、安楽死の法定年齢制限を撤廃するのは世界で始めてという。安楽死の合法化に伴い、重体となった高齢者は安楽死を迫られることを心配する。
ベルギーで2013年に安楽死を遂げた患者の73%はガン患者だった。年齢別で、70〜90歳の割合は53.5%と最も高く、60歳〜70歳は21%、60歳未満は15%、90歳以上は7%だった。
ベルギーは2012年に安楽死を認める法案を可決し、オランダに続き世界で2番目に安楽死を合法化する国となった。
関連の報告書によると、ここ数年間で安楽死数が急増し、2002年に24人に過ぎないが、2012年に1432人まで急増し、同国の死亡者全体の2%を占めた。安楽死の申請者数はこの数字を遥かに上回るが、条件に合わず却下された。
(翻訳 王秋)