山形県真室川町の伝承野菜農家「森の家」20代目の跡継ぎ。室町時代から続く伝承野菜の里芋「甚五右ヱ門芋」を育てています。その他にも最上伝承野菜や、山菜、野草茶など野山で採れる自然食材を全国の食卓へ届けています。
斜め向かいの茅葺き屋根に住む昭夫さんから、旬の天然山菜を頂きました。
表情は固いですが、山菜や鮎取り名人のシャイな昭夫さんです。
写真左から...
◎あさつき
刻んで卵焼きにしたりお味噌汁に入れると美味しいです。
◎あけびの芽
天ぷらやおひたしにして食べれます。ほろ苦く春の味を楽しむことができます。
◎あまどころ
庄内の砂丘地帯の松林に生えている山菜で、中心部の茎は甘く周りの"がく"はほろ苦い味がして、大きく成長しても中の茎だけを庄内の方々は食べているそう。
おひたしと天ぷらに合います。おひたしは、味噌マヨネーズも最高です。
◎山にんじん
根っこはあるが、根っこは食べず葉っぱのみ食べるもの。天ぷらやかきあげ、さっと湯がいて絞った後、細かく刻んでそぼろ(醤油とかつをぶしで炒める)のふりかけのようにご飯と一緒に食べると美味しいです。
真室川町にもぞくぞくと春の山菜が出てきました。
来週にはたらの芽がでてくるでしょうか。楽しみです!