天下取り！まゆゆ、女王さしこに挑戦状「今年こそは絶対に１位」

３人そろって総選挙１位を目標に掲げた左から渡辺麻友、指原莉乃、山本彩。ライバル心をあらわにした＝東京・青海（撮影・高橋朋彦）（写真：サンケイスポーツ）

　ＡＫＢ４８の渡辺麻友（２０）、ＨＫＴ４８の指原莉乃（２１）、ＮＭＢ４８の山本彩（２０）が３０日、都内で行われたフジテレビ系「ＡＫＢ４８第６回選抜総選挙　生放送ＳＰ」（６月７日後５・０）のＰＲイベントに出席した。２１日発表の速報でトップの指原に対し、２位で追う渡辺は「今年こそは絶対に１位を取りに行きたい！」とライバル心をメラメラと燃やした。

　「今年の目標は１位を取ること。今年こそは絶対に１位を取りたいと思います！」。渡辺は、前年覇者の“本命”候補に挑戦状をたたきつけた。

　６月７日の選抜総選挙開票まで１週間となった。この日のイベントはフジテレビ系で生中継する総選挙特番をＰＲする「戦国アドトラック」の出陣式。今月２５日に岩手県内で発生した握手会襲撃事件で水を差されたものの、選挙戦はいよいよ熱を帯びてきた。

　一昨年から１位取りを公言してきた渡辺。昨年は３位、今年の速報は２位につけている。「総選挙が近づいてきているとじわじわと実感がわいている。毎年変わらず緊張するんですけど、気持ちは強くなっています」と表情を引き締めた。

　昨年１４位で速報は７位の山本も負けていない。「私も目標は１位。天下を大阪に持って帰りたい！」と天下取りを高らかに宣言した。

　渡辺、山本と気合のこもった宣戦布告を続けざまに受けた指原は、速報では大差をつけて１位をひた走るが「１位、１位と続くと、私は目標を変えないといけないかな？」と“ヘタレ”の顔もチラリ。それでも「私も１位を目指してがんばりたい。史上初の連覇の景色が見たい！」と胸を張った。

　握手会襲撃事件について、渡辺は「一日も早い回復を願うとともに、私たちも前を向いて一歩ずつ歩んでまいります」とコメント。４都市を回る戦国アドトラックの出陣を見送りながら、１位取りに向けて一歩ずつ進むとの思いを込めて拳をあげていた。