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03 Jun 2014 08:10

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指原莉乃「女優になりたいというわけではない」 “主演”への思いを語る

クランクイン! 5月30日(金)19時0分配信

 映画『劇場版 ミューズの鏡〜マイプリティドール〜』以来、2度目の主演映画『薔薇色のブー子』が公開になるHKT48の指原莉乃。さまざまな衣装や奇抜な髪型で、見事なコメディエンヌぶりを発揮している彼女に、女優という仕事への想いや、自身の人生で転機となった出来事などを聞いた。

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 インタビューやイベントのたびに「指原は演技がへたくそだからな」と愛情いっぱい(!?)に毒を吐いている福田雄一監督だが、本作でも指原を主演に抜擢し、劇場公開作品を完成させた。子供のころから文句ばかり言っているため“ブー子”というあだ名をつけられた大学生が、さまざまなハプニングに遭遇しながらも、自分自身を変えていこうと懸命に日々を過ごす姿をコミカルに描いた話題作だ。

 福田監督の“指原いじり”の話題に苦笑いを浮かべつつも「お話をいただいたときは嬉しかったです。監督とは何度もご一緒していますが、本当に面白い人なんです。秋元(康)さんと話をしているときの感覚に似ているのですが『頭のいい人ってこういう考え方するんだな』って感心します」と盟友・福田監督の印象を語った指原だったが“主演”を務めることへの想いを問われると「私はあまり女優になりたいというわけではないので」という言葉が口からこぼれた。

 「本気で女優になりたいって努力している(AKBグループの)メンバーが周りにいて、そういう人たちの姿を見ていると、自分では無理だなって思うんです。それに、真剣に目指している人の近くで“女優をやっていきたいんです”なんて軽々しく言うのは変だと思うし、もし私が逆の立場だったら嫌ですからね」。

 “女優”という仕事に対する素直な胸の内を明かした指原だが、一方で「演技をしたり、スタッフさんと作品のことを話したり、台本を読んだりする楽しさはあるので、ひとりの芸能人として色々な役をやってみたいという気持ちはあります」と前向きな一面も見せた。


 劇中のブー子は、ある事柄から転機を迎え、人生を大きく変えようと突き進んでいく。「やっぱり私にとっての転機は(AKB48 32ndシングル選抜総選挙で)1位になったことですね。仕事の内容や、ファンとの接し方が大きく変わったということはありませんが、自分自身の気持ちが変わりました。やっぱり1位になったことは大きかったです」。

 6月7日には「AKB48 37thシングル 選抜総選挙」が行われるが「(昨年とは)多少気持ちは違いますが、元々、総選挙というイベントは好きで、楽しめるほうなので…」と連覇がかかる状況にも自然体だ。

 「最近は楽しいことしかしていない」と豪語した指原。劇中、映画『セーラー服と機関銃』さながらマシンガン片手に「快感……」というシーンがあるが「コンサートがすごく好きなので、ステージが終わった瞬間は快感ですね。本当に楽しく過ごせています。まあ、基本的に物事を辛いと思わない性格だし、辛いと思っても寝たら忘れてしまうんです」と現在の充実ぶりを笑顔で語った。

 本作の主題歌「シェキナベイベー」ではロック界の大御所・内田裕也とデュエットし、エッジの効いたコラボを展開しているが「以前、番組でご一緒した時に、裕也さんが私のことを面白がって、秋元さんに話をしてくれていたみたいなんです」と明かす。

 内田と言えば百戦錬磨のロックンローラーだが「私は誰に対しても、あんまりビビったりしないし、目もしっかり見て話します。それに偉い人って、すごく心が広いのでちょっとしたことでは怒らないんです」と持論を展開。そんなあっけらかんとした指原の性格に、多くの人々が惹きつけられるのかもしれない。(取材・文・写真:才谷りょう)

 映画『薔薇色のブー子』は5月30日より全国公開。

最終更新:5月30日(金)19時0分

クランクイン!

 

指原莉乃

歌手・アーティスト・タレント 指原莉乃(サシハラリノ)
誕生日:1992年 11月21日
星座:さそり座
出身地:大分
血液型:O

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