松井玲奈、「乃木坂版総選挙」に初挑戦＝コントで「新しい魅力を感じて」

舞台「１６人のプリンシパル」の開演前に取材に応じた松井玲奈＝３０日、東京

　乃木坂46の毎年恒例の舞台公演「16人のプリンシパル」が30日、初日を迎え、開演前にメンバーが取材に応じた。第1幕を見た観客が第2幕の配役を決める形式の舞台で、春に兼任メンバーとなったSKE48の松井玲奈は初めて挑戦。「乃木坂式の『総選挙』を体験できるのがうれしい」と喜んだ。

〔写真特集〕乃木坂46〜AKB48の公式ライバル〜

　「乃木坂のイベントにしっかり出るのは初めて」と言う松井は、「乃木坂としての自分を知ってもらうことが大切。（舞台の）雰囲気を楽しむことに力を注いでいきたい」。今年の第1幕ではコントが課され、笑いのセンスを試されるが、「私の新しい魅力を感じてもらえたら」と意欲を見せた。
　公式ライバル、AKB48の握手会で傷害事件が起きた直後ながら、メンバーの若月佑美は「メンタル面では何も変わっていない」とコメント。「この舞台の公式サイトで、（会場に）金属探知機を付けることや、荷物の持ち込み制限をファンの皆さんにお知らせした。それでも、『当たり前だよ』『協力するよ』とコメントしてもらい、安心している」と語った。
　また、生駒里奈は「（AKB48の）チームBを兼任しているので、すごくショックだった」という。ファンとの交流に関しては、「皆さんと触れ合える場所ができるように、アイドルとして改めていろんなことを考えていければ」と話した。
　「16人のプリンシパル」は福田雄一が脚本・演出を担当。東京・赤坂ACTシアターで6月15日まで。