乃木坂４６松井玲奈、川栄＆入山気遣い「早く一緒にステージに立ちたい」

舞台「１６人のプリンシパルtrois」の開演前に意気込みを語った乃木坂４６の左から若月佑美、秋元真夏、松井玲奈、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花、松村沙友理、桜井玲香、深川麻衣、生駒里奈＝東京・赤坂（写真：サンケイスポーツ）

　ＡＫＢ４８の公式ライバルグループ、乃木坂４６の恒例舞台「１６人のプリンシパルｔｒｏｉｓ」が３０日、東京・赤坂ＡＣＴシアターで初日を迎え、松井玲奈（ＳＫＥ４８と兼任、２２）、生駒里奈（１８）らメンバーが開演前に会見。ＡＫＢの握手会襲撃事件について言及した。

　乃木坂にとって襲撃事件後初のイベント。療養中の川栄李奈（１９）、入山杏奈（１８）について、松井は「今は治療に専念していると聞いているので、１日も早く回復して一緒にステージに立ちたい」と切望。川栄らと同じ列で握手会を行っていた倉持明日香（２４）、高城亜樹（２２）と同じチームＢでも活動している生駒は、「アイドルとしてすごくショック。でも、ファンの皆さんと触れ合える場所ができるように、改めていろんなことを考えていけたら」と前を向いた。

　事件を受け、公演期間中は警備を強化。昨年の公演の２倍となる５０人の警備員が集められ、ステージ前にはロープが張られるほかボディーガード４人が配置されるという。入場時には手荷物の大きさを制限し、金属探知機５機を導入。荷物検査などに時間を要するため、開場時間は通常より１５分早められた。厳重になった警備について、若月佑美（１９）は「ファンの方もネットで『当たり前だよ。協力するよ』とコメントしてくれているので安心しています。メンタル的にも大丈夫です」と語った。