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ウイルスバスター ビジネスセキュリティクライアントの手動アンインストール方法

Solution ID
1310556
対象製品 
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ サービス(Dell版) - 5;ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス - 5; 
対象OS 
Windows - すべて 
公開日 
2010/08/20 4:43 午後 
最終更新日 
2014/01/17 12:30 午後 

ウイルスバスター ビジネスセキュリティ サービス Windows版のクライアントプログラムを正常にアンインストールできないのですが、どうすればアンインストールできますか。

操作方法

この手動アンインストール手順は、コントロールパネルを使用したアンインストール方法が何らかの理由によって不可能になってしまったときや強制的に削除したい場合のみ、実行してください。
 
使用環境によっては存在しない項目もありますので、存在しない項目がある場合は、飛ばしていただきそのまま操作を続行してください。
 
  1. コンピュータをセーフモードで起動します。
     
      
  2. レジストリの削除を行います。
    レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。
    レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
     
    レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。
    なお、レジストリの編集前に必ずバックアップを作成することを推奨いたします。レジストリのバックアップ方法の詳細は、ご使用のWindowsのヘルプをご参照ください

    スタートメニューから、「プログラムとファイルの検索」欄(Windows Vistaまたは7の場合)、または「ファイル名を指定して実行」(Windows XPの場合) をクリックし、
    "regedit.exe" と入力してエンターキーを押します。
     
    以下の画像はWindows 7 での例です。
     

     
    レジストリエディタが開きます。
     
     
     
  3. 以下のレジストリ キーを右クリックし、[削除]します。
    [32bit OSの場合]
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Trendmicro

    [64bit OSの場合]
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Trendmicro
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥TrendMicro
    [ヒント]
    使用環境によっては作成されないキーもありますので、
    存在しないキーがある場合は、そのまま操作を続行してください。
     
    [削除例]

     
     
     
  4. 以下のレジストリ 値を右クリックし、[削除]します。  
    [32bit OSの場合]
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥WINDOWS
        ¥CurrentVersion¥Run
    値:OfficeScanNT Monitor
    値:OE

    [64bit OSの場合]
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node
        ¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run
    値:OfficeScanNT Monitor
    値:OE
    [削除例]

     
     
     
  5. 以下のレジストリ キーをが存在していれば、右クリックし[削除]します。 
    [32bit OSの場合]
    場所: HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥WINDOWS
        ¥CurrentVersion¥Uninstall
    キー:{BED0B8A2-2986-49F8-90D6-FA008D37A3D2}  

    [64bit OSの場合]
    場所: HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥WINDOWS
        ¥CurrentVersion¥Uninstall
    キー:{BED0B8A2-2986-49F8-90D6-FA008D37A3D2}

    場所: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Microsoft
        ¥WINDOWS¥CurrentVersion¥Uninstall
    キー:{BED0B8A2-2986-49F8-90D6-FA008D37A3D2}
    本キー内に"Displayname"という値が存在しており、そこに"ビジネスセキュリティクライアント"と表示されている場合は上記のキーを削除します。
     
    [削除例]

     
     
     
  6. 以下のレジストリ キーを右クリックし、[削除]します。 
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\Products
    キー:2A8B0DEB68928F94096DAF00D8733A2D
    [削除例]

     
     
  7. 以下のそれぞれの場所にあるレジストリ キーを右クリックし、[削除]します。 
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM ¥CurrentControlSet¥Services
     
    キー:ntrtscan
    キー:svcGenericHost
    キー:tmactmon
    キー:TMBMServer
    キー:tmcfw
    キー:tmcomm
    キー:tmevtmgr
    キー:TmFilter
    キー:tmlisten
    キー:TmPfw
    キー:TmPreFilter
    キー:TmProxy
    キー:tmtdi
    キー:tmwfp
    キー:VSApiNt
    [ヒント]
    使用環境によっては作成されないキーもありますので、
    存在しないキーがある場合は、そのまま操作を続行してください。
     
    [削除例]

     

    引き続き、次のレジストリキーも右クリックし、[削除]します。
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥ControlSet001¥Services

    キー:ntrtscan
    キー:svcGenericHost
    キー:tmactmon
    キー:TMBMServer
    キー:tm
    cfw
    キー:tmcomm
    キー:tmevtmgr
    キー:TmFilter
    キー:tmlisten
    キー:TmPfw
    キー:TmPreFilter
    キー:TmProxy
    キー:tmtdi
    キー:tmwfp
    キー:VSApiNt
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥ControlSet002¥Services
     
    キー:ntrtscan
    キー:svc
    GenericHost
    キー:tmactmon
    キー:TMBMServer
    キー:tmcfw
    キー:tmcomm
    キー:tmevtmgr
    キー:TmFilter
    キー:tmlisten
    キー:TmPfw
    キー:TmPreFilter
    キー:TmProxy
    キー:tmtdi
    キー:tmwfp
    キー:VSApiNt
     
    場所:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥ControlSet003¥Services
     
    キー:ntrtscan
    キー:svcGenericHost
    キー:tmactmon
    キー:TMBMServer
    キー:tmcfw
    キー:tmcomm
    キー:tmevtmgr
    キー:TmFilter
    キー:tmlisten
    キー:TmPfw
    キー:TmPreFilter
    キー:TmProxy
    キー:tmtdi
    キー:tmwfp
    キー:VSApiNt
     
     
  8. スタートメニューから「ビジネスセキュリティクライアント」のメニューを右クリックし、「削除」をクリックします。
     

    セーフモードで起動している場合、次からの作業はコンピュータを再起動し、通常モードで起動後に行います。

     
  9. スタートメニューから、「プログラムとファイルの検索」欄(Windows Vistaまたは7の場合)、または「ファイル名を指定して実行」(Windows XPの場合) をクリックし、
    "devmgmt.msc" と入力してエンターキーを押します。
     
    デバイスマネージャが開きます。
     
    以下の画像はWindows 7 での例です。
     

     
     
  10. デバイスマネージャのメニューバーで[表示]を選択し、[非表示のデバイスの表示]を選択すると、[プラグアンドプレイではないドライバ]が追加表示されます。
     
    ダブルクリックして展開し、その中の以下のデバイスをそれぞれ右クリックし、
    [プロパティ]→[ドライバ] タブを選択します。状態が開始状態のデバイスである場合、
    デバイス名を右クリックして[削除]してください。
     
    • tmactmon
    • tmcomm
    • tmevtmgr
    • Trend Micro Filter
    • Trend Micro PreFilter
    • Trend Micro TDIDriver
    • Trend Micro VSAPI NT
    • Trend Micro WFP Callout Driver



    削除後に再起動メッセージが表示されますが、[いいえ] を選択してください。
    このタイミングではOSを再起動しないでください。
     
    [削除例]以下の画像は「tmactmon」というデバイスを削除しています。
     

     
     
     
     
     
  11. スタートメニューから、「プログラムとファイルの検索」欄(Windows Vistaまたは7の場合)、または「ファイル名を指定して実行」(Windows XPの場合) をクリックし、
    "ncpa.cpl" と入力してエンターキーを押します。
     
    [ネットワーク接続]画面が開きます。
     
    以下の画像はWindows 7 での例です。
     

     
    [ネットワーク接続]内で、使用している『接続』(通常は『ローカルエリア接続』)を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
     

     
    上記の例では、『ローカルエリア接続』のみが登録されていますが、
    使用環境によっては『ワイヤレス ネットワーク接続』が登録されていたり、
    表示される名称や数は使用環境によって異なります。

     
     
  12. ファイアウォールドライバを削除します。 

    Windows 7/Vista/Windows Server 2008をご利用の場合


    プロパティ内の[ネットワーク]タブ内にある[Trend Micro NDIS 6.0 Filter Driver]を選択し「削除」ボタンをクリックします。
     
     

    それ以外のOSをご利用の場合

    プロパティ内の[全般]タブをクリックし、[Trend Micro Common Firewall Driver]を選択し「アンインストール」ボタンをクリックします。
     
     
    [削除例]以下の画像はWindows 7 での例です。
     

     
     
     
  13. 手順11.で表示されている [ネットワーク接続]の中に表示されている全ての『接続』に対して、手順12.の操作を繰り返します。
     
    『ワイヤレス ネットワーク接続』が存在していれば、そのプロパティからも、
    [Trend Micro Common Firewall Driver] もしくは[Trend Micro NDIS 6.0 Filter Driver]を削除します。
     
     
     
  14. 以下のフォルダを削除します。
    [32bit OSの場合]
     
    C:¥Program Files¥Trend Micro
    C:\WINDOWS\Installer\{BED0B8A2-2986-49F8-90D6-FA008D37A3D2
     
     
    [64bit OSの場合]
     
    C:¥Program Files(x86)¥Trend Micro
    C:\WINDOWS\Installer\{BED0B8A2-2986-49F8-90D6-FA008D37A3D2

    「C:\WINDOWS\Installer」フォルダはシステム管理フォルダのため、通常OS側で表示されない設定となっています。削除を実施する前に、エクスプローラ等で表示させる設定を行ってから削除を実施してください。

    表示方法の詳細は、下記FAQ内の「すべてのファイルを表示させるには」の方法を実施してください。


    なお、削除完了後は設定を戻してご使用ください。
     
    [削除例]

     
    フォルダが削除できない場合は、手順15のOS再起動後にもう一度お試しください。

      
  15. OSを再起動します。

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