握手会事件から5日…　AKB、会見イベントの厳戒態勢緩和

両脇に警備員なし。『AKB48 選抜総選挙 生放送SP』特別企画“戦国アドトラック出陣式”に出席した（左から）渡辺麻友、指原莉乃、山本彩　（C）ORICON NewS inc.

　人気アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友、HKT48の指原莉乃、NMB48の山本彩が30日、東京・青海地区で行われたフジテレビ系『AKB48 第6回選抜総選挙 生放送SP』特別企画“戦国アドトラック出陣式”に出席した。25日の握手会でメンバーが襲撃される事件が起きてから、グループが出演するイベントには、制服姿の警備員がステージ両サイドに配置されることが多かったが、この日は屋外にも関わらず警備員の姿はなく、重々しい雰囲気は感じられなかった。

【写真】2日前は…大人AKBまりり、両脇に警備員を従えて登場

　イベント冒頭には、渡辺麻友が「先日の悲しい出来事では、皆さんにご心配をお掛けしました」と神妙な面持ちであいさつ。さらに、「りっちゃん（川栄李奈）、あんにん（入山杏奈）、スタッフさんの一日も早い回復を待つとともに、私たちも前を向いて一歩ずつ歩いてまいりたいと思います」と3人で一礼した。

　番組では、総選挙の模様を5時間超にわたり生放送。当日お披露目された宣伝アドトラックは、各グループの地元（東京・大阪・博多・名古屋）を巡り、総選挙3日前に東京に再集結する。イベントに出席した3人とSKE48の松井珠理奈が戦国武将風に描かれた4台のトラックを前に、渡辺は「めちゃくちゃかっこいい！　自分の顔が街なかを走るのは、うれしいです」と喜ぶなど、終始、和やかなムードで進行していた。