米アップル、仮想通貨アプリを容認-ビットコインに道開く
6月2日(ブルームバーグ):米アップル は方針を転換し、ソフトウエア開発者がアプリケーションに仮想通貨取引を含めることを認めた。ビットコインのような仮想通貨がスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やタブレット「iPad(アイパッド)」に登場する道が開かれた。
アップルはビットコインに特に言及はせず、開発者条件で具体的な説明抜きに一定の「承認された仮想通貨」を許可した。仮想通貨を利用するアプリは州・連邦法を順守する必要があるとしている。
同社は以前にアップストアからブロックチェーン・ドット・インフォなどのプログラムを削除していたが、今回の方針転換により仮想通貨の受け入れ準備を進めていることを示唆している。ビットコインは仮想通貨で最も人気がある。ビットコイン・ウォレット「ビットゴー」に投資するビル・リー氏は電子メールで、「これは仮想通貨の生態系が成熟し信頼を得ていることのサインだ」と述べ、「私はまだビットコインが技術として未成熟だと考えているが、一段と主流の部分で受け入れられつつある」と付け加えた。
原題:Apple Allows Virtual Currencies in Apps, Opening Door toBitcoin(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ポートランド Olga Kharif okharif@bloomberg.net
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更新日時: 2014/06/03 14:01 JSTニュース一覧
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