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都立高の採点ミス 2年で18人不合格に6月3日 12時01分
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ことしの都立高校の入試で採点ミスが相次いだことを受けて、東京都教育委員会が都立高校の過去2年分の入試の答案を調べたところ、少なくとも2100件以上の採点ミスがあり、このうち本来は合格していたのに不合格となった受験生が18人に上ることが分かりました。
ことし行われた都立高校の入試を巡っては、これまでに合わせて48の学校で139件の採点ミスがあったことが発覚し、事態を重くみた東京都教育委員会は、入試を実施したすべての都立高校を対象に去年とことしの過去2年分の入試の答案を再点検していました。その結果、採点ミスがあった高校は都立高校216校のうち保管期限が過ぎて答案を廃棄した学校を除いて、ことしは140校余り、去年は100校余りに上り、採点ミスは2年間で少なくとも2100件以上に上ることが分かりました。
また、本来は合格していたのに不合格となった受験生は、過去2年間で16校で合わせて18人に上ることが分かりました。
東京都教育委員会は、当時の受験生に謝罪したうえで全員を追加合格にする方針で、追加合格を出した学校名を公表することにしています。
都教育委員会は、各学校の校長や入試担当者を対象にヒアリング調査を行っていて、先月設置した調査委員会が中心となってミスの原因を分析したうえで、ことし夏をめどに再発防止策をまとめるとしています。
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