完全に捏造だと判明した吉田証言により世界は今も日本を誤解している
世界に「慰安婦=性奴隷」の嘘を拡散させた国賊報道 今度は「インドネシア慰安婦」をでっち上げて嘘の上塗り
(SAPIO 2014年1月号掲載) 2014年1月27日(月)配信
〈(吉田氏は)慰安婦訴訟をきっかけに再び注目を集め、朝日新聞などいくつかのメディアに登場したが、間もなく、この証言を疑問視する声が上がった。済州島の人たちからも、氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない〉
「慰安婦狩り」は完全な作り話だったのに「真偽は確認できない」などとしており、とても正式な訂正とはいえない。朝日新聞の慰安婦問題の捏造は、こればかりではない。92年1月11日付朝刊では「従軍慰安婦」についてこう解説している。
〈一九三〇年代、中国で日本軍兵士による強姦事件が多発したため、反日感情を抑えるのと性病を防ぐために慰安所を設けた。元軍人や軍医などの証言によると、開設当初から約八割が朝鮮人女性だったといわれる。太平洋戦争に入ると、主として朝鮮人女性を挺身(ていしん)隊の名で強制連行した〉
挺身隊制度は国家総動員法に基づき、日本人女学生らを勤労奉仕のために集める制度で、慰安婦とはまったく関係がない。しかし吉田氏が女子挺身隊の名目で慰安婦を調達したと主張していたことなどから、誤解がどんどん広まっていった。朝日新聞は吉田証言を部分的に訂正したが「朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」と報じた記事は未だに訂正しようとしない。
読売新聞がこの誤報を最近批判している。
〈1992年1月に朝日新聞が「日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していた」と報じたことが発端となり、日韓間の外交問題に発展した。記事中には「主として朝鮮人女性を挺身(ていしん)隊の名で強制連行した」などと(中略)誤って報じた部分もあり、強制連行の有無が最大の争点となった〉(13年5月14日付朝刊)
それまでこの誤報を「ある新聞が〜」と名前を伏せて報じていたが、ようやく名指しで批判した。
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