「iOS 8」ではUIのデザインや新機能が注目されているかもしれないが、今回発表されたApp Storeのデザイン変更や新機能は今後アプリデベロッパーを大きく影響する可能性が高い。
正式リリースとなる今秋以降、App Store内で露出しダウンロード数を稼ぐために必要な情報が多数公開されていたため、以下にまとめておく!
タブや機能の追加、表示の変更、そしてまとめ買い機能の提供
「Explore」タブの追加
「iOS 8」では新たに「Explore」タブが追加されると発表された。
「Trending Search」タブの追加
「Trending Search」タブも追加されてる。
エンドレススクロールと関連ジャンル、「Editors’ Choice」ロゴ
最も分かりやすく影響範囲が大きくなると思ったのはアプリを検索した時のアプリ表示が横方向のスクロールから縦方向のスクロールに戻ったこと。そしてスクリーンショットが2枚表示されるようになったこと。エンドレススクロールになるため、大量のアプリを閲覧しやすくなる可能性がある。
関連ジャンルの表示や「Editors’ Choice」のロゴ表示も「iOS 8」のApp Storeで見られる予定となっている。
「App bundles」
「iOS 8」からはなんとアプリをバンドルとして販売、つまり、複数のアプリを1つのセットにして安く販売する仕組みが利用可能になる。
これもアプリデベロッパーにとって念願とも言える機能ではないだろうか。Tim Cook氏も「I do read your emails.(皆さんのメールはちゃんと読んでいる)」とコメントしていたことから、世界中のデベロッパーから要望のあった機能だったようだ。
「App previews」
さらにApp Storeには「App previews」と呼ばれるアプリの機能などを紹介するショートムービーを掲載することが可能になる。既にGoogle Playでは同様の機能が提供されているが、特に有料アプリである場合はユーザーにアプリの魅力を伝える方法が1つ増えるということで、用意するのに手間は掛かるもののダウンロード数の促進に繋がる可能性はある。
「TestFlight」
アプリのベータ版を開放することができる「TestFlight」も「iOS 8」から利用できるようになる。
(via The Verge)