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日本の若者「自分への満足感」最も低く
6月3日 10時44分

政府は3日の閣議で、ことしの「子ども・若者白書」を決定し、この中では、日本やアメリカなど7か国の若者の意識調査が特集として掲載され、「自分自身に満足している」と答えた日本の若者の割合はおよそ46%で、7か国で最も低くなっています。

ことしの「子ども・若者白書」では、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国の13歳から29歳までの男女を対象にインターネットを通じて意識調査を行い、合わせて7400人余りから回答を得た結果が、特集として掲載されています。
それによりますと、「自分自身に満足しているか」という質問に対し、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」と答えた若者の割合は、日本以外はいずれも70%を超えていたのに対し、日本は最も低く、45.8%でした。
また、「自分の将来に希望を持っている」と答えた若者の割合でも、日本以外はいずれも80%を超えていたのに対し、日本は61.6%でした。
一方、「自分の国のために役立つことをしたい」と答えた若者の割合は、日本が最も高く54.5%でした。
この結果について、白書では「みずからを肯定的に捉える感情を育むには、家庭や学校、地域が一体となって、若者の成長を支える環境づくりを進める取り組みが必要だ」としています。

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