3Dプリント銃は「実用的」ではないという実験結果 25
ストーリー by hylom
3Dプリントで全部作ろうとするから悪いのでは疑惑 部門より
3Dプリントで全部作ろうとするから悪いのでは疑惑 部門より
danceman 曰く、
日本でも3Dプリンタを使って拳銃を自作し逮捕される事件が発生したが、BBCにて「(3Dプリンタで作った)プラスチック製の拳銃はあまりに壊れやすい」ため、実際に犯罪に使用されることはないだろうという話が取り上げられている(BBC、Slashdot)。
記事によると、英National Ballistics Intelligence Service in Birminghamの研究者が3Dプリント銃を使った実験を行ったという。その結果、3Dプリント銃は非常に脆いため、撃ったときの勢いで破壊してしまうことが分かった。しかも、破壊した欠片の飛び散り方も予測がつかないため、3Dプリント銃で撃った人に危害が及ぶ可能性が高いとのこと。なかには、真上に飛び、天井に突き刺さったプラスチック破片もあった。撃った後の弾殻も、破壊して飛び散ったパーツとほとんど変わらない距離のところに落ちていたという。
こういった理由から、現段階では、銃を使って犯罪を犯そうとしている人にとって、3Dプリント銃は役に立たないという。
数発撃てればOK (スコア:2)
ついでにコストも安いので壊れそうなら何個も持ってればそれなりに使えるんじゃないかと思ってしまう。
弾が切れてマガジンを交換するのではなく銃自体を交換する感じ。
Re:数発撃てればOK (スコア:1)
なるほど。
レンズ付きフィルムならぬ、バレル付き実包ですね。
Re: (スコア:0)
そして、使い終わった奴は店頭で回収して、分解、再構築。
使い捨て拳銃?いいえ撃鉄つき銃弾です。
なるほどわかった (スコア:1)
次は3Dプリンタの出力物で大怪我の危険性!ですねわかりません。
……完全プラスチックの銃が作れる様になったら、
それはそれで技術革新かもしれませんねぇ……
Re:なるほどわかった (スコア:1)
犯人はプリンターの造形剤を粗悪な物にすり替えていたんです!
後はX氏がプリント銃の引き金を引くのを待つだけで「事故死」になるというわけです。
っていう陳腐なミステリーを思いついた。
Re: (スコア:0)
「夜明けの刑事」で、脅迫されてモデルガンを改造したけど、故意に欠陥品を渡して暴発して怪我→逮捕ってやつがあったなぁ。
http://kamosinobu.seesaa.net/article/391920874.html [seesaa.net]
# 1974年か
Re: (スコア:0)
> ……完全プラスチックの銃が作れる様になったら、
技術的には可能なはずで、そのために金属探知器で検知されない銃の製造を禁ずる法律が、各国にあります。
もっとも、家庭用コンセント電源を使って溶かして固めたプラスチックが
火薬の破裂に耐えられないのは、当り前過ぎて検証する必要が分かりません。
耐えられるのなら、溶かせないでしょ。
それとも、融点が異常に低い強化プラスチックがあるんですかね。
この実験で分かる事は、「火薬は危険」ということですよね。
3Dプリンタのニュースではなぜ誰も、そちらに言及しないのか不思議でありません。
火薬の規制を強化した方が良いんじゃないですかね。
# そもそも、弾丸を発射するのに銃の形をしている必要性は皆無ですよね……。
Re: (スコア:0)
># そもそも、弾丸を発射するのに銃の形をしている必要性は皆無ですよね……。
#コメントに突っ込むのもあれですが
小型で、弾丸を発射する機器が銃であって銃の形が規定されているわけではないんでは
#大型だと砲とかになっちゃうからね
Re: (スコア:0)
銃は発射装置の一つで、銃の形をしていない発射装置もあります。
銃身は弾丸の飛行安定と威力向上用なので、接射するなら絶対必要ってわけでもない。
雷菅を激針で叩くだけなら、ペンシル型とかサラミソーセージ型とか奇抜な形にできるし、
硬い石を埋めて小銃弾を垂直に立て、土をかけておけば踏んだ足を貫く地雷になる。こんな、発射装置と呼ぶのもおこがましいものなら激針すらいらない。
Re:なるほどわかった (スコア:2)
http://www.youtube.com/watch?v=3SlOXowwC4c [youtube.com]
いちおう、弾丸の種類によらず短くても筒がないと殺傷能力がなくなるそうです。弾薬の箱を火にかけるとか、弾倉を叩いて発火させるとかは
ゴーグルでもかけていれば防げる威力にしかならないのだとか。
「酔った勢いで破壊」に空目 (スコア:1)
「そういうことにしたいのですね」と言いたくなるが… (スコア:1)
3Dプリンタメーカーは変な規制を入れられなくて済むし、アホが銃を作って暴発して怪我をしても「そんな使い方をするユーザーが悪い」で知らん顔できるし、萌えフィギュア出力したいだけの人が犯罪者予備軍と見られずに済む。
ただ、治安当局はもはや「そういうことにしておく」ことはできないと思う。治安当局はどこか(日本なら科学捜査研究所とか)で3Dプリンタ銃を研究せざるを得ない。実行力のある銃を作成するには出力剤に何を使うべきか、その場合に考えられる証拠隠滅法、さらにその証拠隠滅を見破る方法、など…
その研究結果が漏洩してアチャー(ノ∀`)という未来も…。
Re: (スコア:0)
簡単な話で、3Dプリンタでそのまま金属製の構造で作るからってだけだよね。
木材で銃だって作れる訳だし。
尚且つ、治具や型を作るってのを加えると、実害が発生する可能性は高いのですけどね。
つか、一番のネックは尾詮の辺り(時効だから言うが、子供の頃に試行錯誤したので)だから、最悪は前込め式電気点火にすれば済む。
強度云々も針金巻いてパテで固めてしまえば良いし、飛行機持ち込み狙うのならカーボンローピングで代用も可能。
そういう強度セキュリティ突破目的で無きゃ、銃身なんか既存パイプを使っても良い。
フィリピンのゲリラが使ったのは、水道管とクギと輪ゴムでしたよね。
Re:「そういうことにしたいのですね」と言いたくなるが… (スコア:1)
金属3Dプリンターも市販レベルで登場しつつあるので
将来的には規制なり対策を考える必要はあると思います.
ただ,モデルガンを改造するなど,すでに幾らでも銃を作る方法はある訳で
3Dプリント銃は,3Dプリンターが将来引き起こすであろう問題の判りやすい例でしか無いと思います.
Re: (スコア:0)
最初は「国によっては実銃買った方が安い、早い、強力なので、メリットがない」という話かと思った。
強力な銃規制があって、モデルガンを改造した改造銃とかでも規制してる某国としては、
無視できない驚異ではないじゃろか。
#イギリス的にはどうなんだろね?
Re: (スコア:0)
買った方がって意味でなら、銃を売って儲けている連中が既得権益をおびやかされないように先手をうって3Dプリンタを叩いているっつー構図もあるかと
永続的に使うのか一発撃てればOKなのか (スコア:1)
とりあえず2〜3発撃てれば目的を達成できるとした場合、少なくとも去年話題になったリベレーター (3Dプリント銃) [wikipedia.org]は
充分な性能を持っている様に思えます。金属で作る3Dプリント銃はテキサスの企業が試作品を公開 [cnet.com]してました。
金属製はかかるコストがものすごいということですね。原料の粉末金属が高い、装置価格が4000万〜9000万で周辺機器や付帯設備も大変とか。
ただ、もしかしたら数年以内に劇的にコストが下がるかもしれないという話もあります。
選択的レーザー焼結方式(SLS)特許切れで、SLS 3Dプリンタの劇的な価格下落の可能性 [fabcross.jp]
世界初!3Dプリント用の低コストチタン粉末をMetalysis社が開発 [i-maker.jp]
こうなって来ると3Dプリンターで作る金属製品というのが個人レベルで視野に入ってくるのかも知れません。
キヤノンも金属粉末焼結3Dプリンター [canon.jp]作ってるんですね。さすがに装置価格載ってないけど。
#今回調べていて面白かったのは中の人のボヤキ節(?)これはちょっと興味深かったです
#3Dプリンター騒がれ過ぎ。それで飯食ってる僕が言うんだから間違いない [gizmodo.jp]
そもそもさ (スコア:0)
仮にプラスチックやアクリルでなく、鉄どころかハイス鋼で成形できる3Dプリンタが一般に出回ったとして
その3Dプリンタを用いたとしても、実用的な銃を作ることは基本的に無理だろう。
そもそも銃身というものは、雛形に流しこんで作るのではなく鍛造してる。
それによって、あの精度と強度が手に入る。
雛形成形で作れる部分ならともかく、鍛造してる部分を3Dプリンタで置き換えるなんて狂気の沙汰。
3Dプリンタ如きで銃身が作れるのなら、エンジンのクランクシャフトやピストンなんて
とっくの昔に3Dプリンタで生成するようになってるさ。
「それでもショットガンなら作れるだろ?」というバカチン君達の為に更に追記しとくと
それこそ3Dプリンタ使うより、水道管というか引き抜き管使った方が遥かに強度も精度もある上に安いだろ?
だから密造銃には鉄パイプがよく使われるわけ。
まあ、例え引きぬき管使ったところで、鍛造に比べ強度は全然足りてないから
鉄パイプ密造銃の暴発事故なんて、それこそ世界中で数えきれないくらい起きてるしな。
つーかもうちょっと現実見た方が良い。3Dプリンタとレプリケーターを混同してる奴が多すぎる。
3Dプリンタの材料は分子じゃない。
Re: (スコア:0)
それは単純に「今の銃と同じ物を同じ形で」と考えているから。
「銃」を「他人に危害を加えられる火薬発射式の投射武器」と考えれば現状でも実用品は可能だよ。
>まあ、例え引きぬき管使ったところで、鍛造に比べ強度は全然足りてないから
>鉄パイプ密造銃の暴発事故なんて、それこそ世界中で数えきれないくらい起きてるしな。
それは作りや使い方の問題。
フィリピンでは独立運動の戦力になったし、ソ連なんぞアレだもんな。
Re:そもそもさ (スコア:2)
独立運動を起こすような数の銃を直接印刷するわけがないと思いますけど。だって、英国制式のステンMk.IIIなら5人時で作れるんですよ?
3Dプリンタじゃ5時間かけて1挺作ってもすぐ暴発するわけで。
Re: (スコア:0)
銃の話になると君はホント嬉しそうにしゃべるなぁ。
Re: (スコア:0)
そんなん後でブローチ通せば済む話では?
Re: (スコア:0)
すでに金属3Dプリンタで実用的な銃を作ることに成功してますよ
出力後に部品の合いや稼動部分のすり合わせなどを煮詰めていくレベルのものですが
http://www.youtube.com/watch?v=u7ZYKMBDm4M [youtube.com]
貴方の方が現実を知らなさ過ぎる
金属3Dプリンタの技術革新はもはや航空宇宙開発部門で実用品レベルまで発展している現実を貴方は知らないだけ
Re: (スコア:0)
>3Dプリンタ如きで銃身が作れるのなら、エンジンのクランクシャフトやピストンなんて
>とっくの昔に3Dプリンタで生成するようになってるさ。
いや、その理屈はおかしい。
(少なくとも現在の)3Dプリンタは多数製造する量産に向かないんだから、できるかどうかにかかわらずそんなもんが3Dプリンタで作られるようになるはずがない。
目的が"銃を作りたい"か"犯罪したい"かによるかと (スコア:0)
犯罪したいだけならナイフの方が手っ取り早いと思う
銃を作りたいなら鉄パイプなりモデルガン改造なりでやる人はやるのでは?
アメリカばりの銃乱射事件をプリンタ銃で起こしたいなら、この話の通りだけど
Re: (スコア:0)
この前、捕まった人は銃身を思いっきり太くしてましたね。
本気だから、あんなデザインにしたんだと思った。
同じ3Dプリントでも、国産と英国産では (スコア:0)
品質と信頼性が段ちなんだな・・・