松野泰己氏すら覚えていなかったSFC版『タクティクスオウガ』裏コマンドが19年越しで発見される

『タクティクスオウガ』 (INSIDE)

1995年にスーパーファミコンで発売され、2010年にはPSPでリメイクされた『タクティクスオウガ』。今でも熱心なファンは多数おり、なんと19年間も忘れ去られていた裏コマンドを発見した方が登場しました。

その裏コマンドとは、『タクティクスオウガ』のディレクター・シナリオを担当した松野泰己氏が2010年にツイッターで語っていたものです。

『タクティクスオウガ』は主人公であるデニムの行動によりゲームの展開が分岐します。どの陣営につくかによってそれぞれの民族からの評価が変化しており、それを確認することのできるゲージ(カオスフレーム)を表示する裏コマンドが存在していたそうです。

しかし、その「裏コマンド」はメモの紛失により失われます。後にわかることですが、このコマンドはとても長く偶然発見することはとても難しいでしょう。もはや忘れ去られるだけかと思いきや、『タクティクスオウガ』ファンの集まる匿名掲示板にコマンドが発見されたと書き込まれ、その存在が検証されるようになりました。

ツイッターでは、早速ユーザーがコマンドを試しており、カオスフレームが表示されている写真を掲載しています。

コマンドがとにかく長かったり、コントローラーを1P・2Pともに繋がなければならなかったり、スーパーファミコン版のみで使えるコマンドということで、なかなか条件は複雑なものです。それだけに、失われていたはずの裏コマンドが発見されたとなるとなんとも感慨深いものです。

なお、必要なコマンド入力は以下のようになるとのことです。手元にスーパーファミコン版をお持ちの方は、ご自身でも試してみてはいかがでしょうか。


1.「ウォーレン・レポート」の画面を開く。
2.2Pコントローラーで、↑→↓←Y ↑←↓→X ↑→↓←L ↑←↓→R ↑↓↑↓B ←→←→A SELECT・SELECT・START・START AAAAAAAの順に入力する。
3.時間表示の一桁台が9になった時にBを入力する。

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