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ご当地イベントで“偽ふなっしー”騒動!職質受け「自分の子を喜ばそうと…」

2014年6月3日6時0分  スポーツ報知
  • イベント参加者が撮影した偽者のふなっしー。子どもたちに群がられていた(画像の一部加工)

 兵庫県高砂市で1日に行われたイベントで、千葉県船橋市の人気非公認キャラクター「ふなっしー」の偽者が現れ、警察官に事情を聞かれる騒動があった。高砂署によると、本物そっくりの着ぐるみの中に入っていたのは、兵庫県加古川市の20代男性で「自分の子どもを喜ばせるため」と、“動機”について話している。本物の「ふなっしー」はオファーされたものの、日程が合わず、参加を見送っていた。

 偽ふなっしー騒動が起きたのは、1日に高砂市総合運動公園で行われた「ご当地博」の会場。同市によると、イベントは市制60年を記念して5月31日から開催され、熊本県の「くまモン」など各地のゆるキャラや、ご当地アイドルたちが出演。1日は54組のゆるキャラとアイドルが登場したという。市は、人気者ふなっしーにも参加要請していたが、日程の都合がつかず不参加だった。

 ところが、1日正午ごろ、会場入り口付近のステージでライブ中だった少女2人組の岡山のご当地アイドルが、会場に入ってきた“ふなっしー”を発見。気付いた観客の子どもたちも、追いかけたり、群がるなどし、会場は騒ぎとなった。

 だが、本物ではなかった。偽ふなっしーは、慌てて外に駆け出し、駐車場に出たところで、会場を巡回警備していた高砂署員に呼び止められ、職務質問を受けるはめとなった。同じころ、会場内の別のステージでは「くまモン」が登場していたが、騒ぎには気付かなかったという。

 偽者の“中の人”は、加古川市の20代男性で、「自分の子どもを喜ばせるために着た」と説明した。パパの親心で作られた着ぐるみは、やや鼻が高く見えるほかは、黄色地の顔やデザインなど、本物と見間違えてもしょうがないといえそうな精巧な出来だった。

 会場内の警備は高砂署の署員、警備会社の警備員らが行っていた。高砂市の担当者は「今回は事故なく終わって良かった。人が殺到していたら大変なことになっていた。大勢の人がいる中で、誤解を招くようなことはやめてもらいたい」と話している。

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