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中央省庁で「スーパークールビズ」“解禁”山梨で35度猛暑日

2014年6月2日15時0分  スポーツ報知

 各地で猛暑日を記録するなど暑い日が続く中、職場での軽装を促すクールビズをさらに強めた「スーパークールビズ」が2日、中央省庁で始まった。地球温暖化対策の一環として冷房を28度に抑え、節電に取り組むのが狙いで、期間は1日から9月30日まで。

 朝から強い日差しが照りつけた東京・霞が関の環境省では、5月に始まったクールビズで認めているノーネクタイや半袖シャツなどに加え、ポロシャツやアロハシャツ、スニーカーも“解禁”となった。

 オレンジ色のアロハ姿で環境省に出勤した男性職員(28)は「風を通すので、すごく涼しい。軽装を発信していく立場なので率先した」と気持ちよさそう。ピンクの花や緑の葉をあしらったアロハを着た女性職員(34)は「スーツと違って、シャツをスカートやズボンの中に入れなくていいので楽だし、いろんなデザインが楽しめる」と話した。

 スーパークールビズは、東京電力福島第1原発事故で電力不足が深刻化した2011年にスタートし、今年で4年目。10年目を迎えたクールビズは10月末まで実施する。

 日本列島は広い範囲が高気圧に覆われ、5月31日以降、連日、気温が35度以上の猛暑日を観測する地点が出ている。2日も梅雨入りした九州などを除き全国的に強い日差しとなり、山梨県甲州市では午後1時すぎに35・1度を記録した。

 環境省は、企業には勤務時間を涼しい朝方にずらし、残業を減らして照明を消し節電するなど、働き方の工夫も呼び掛けている。またエアコンのある部屋や公共施設、店舗などに集まって一緒に涼む「クールシェア」も提唱している。

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