寺脇康文が監察医、好調テレ東ドラマで主演
2014年6月1日6時1分 スポーツ報知
7月スタートのテレビ東京系金曜8時ドラマが、寺脇康文(52)主演の「ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~」(放送開始日未定)になることが31日、分かった。1月期の「三匹のおっさん」は、全8話の平均視聴率が10・6%と、同局現代劇連続ドラマ最高(記録が集計されている1989年以降)を記録した元気な放送枠。
監察医とは、犯罪性のない遺体の死因を究明する医師のこと。といっても、天才医師が次々と難題を解決する医療ドラマとは違い、寺脇演じる変わり者の監察医と、彼に振り回される人々のヒューマンコメディーだ。寺脇は同局連続ドラマ初主演。相武紗季(28)、伊東四朗(76)らが共演する。
金曜8時は各局が力を入れている放送枠だが、ドラマは苦戦。フジテレビ系も半年で撤退したばかりだ。一方、テレ東は船越英一郎(53=刑事吉永誠一 涙の事件簿)、北大路欣也(71=三匹の―)、名取裕子(56=マルホの女)と、実力派俳優を起用し独自色を打ち出してきた。今回はNHK「梅ちゃん先生」などを手がけた尾崎将也氏(54)が脚本。肩ひじ張らずにクスッと笑え、最後は少しホロッとするドラマに仕立てた。
6月中旬に始まる撮影を前に、寺脇は「監察医の独特な世界観、主人公を楽しみながら、肩の力を抜いて楽しんでいただけるエンターテインメントを目指したい。この夏突っ走りたいと思っています」と意気込んでいる。