モナ・リザ綾瀬、天然新伝説!微笑?いや、失笑爆笑30分
女優の綾瀬はるか(29)が主演する映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」(佐藤信介監督)が31日、公開初日を迎え、東京・TOHOシネマズ六本木で舞台あいさつに登場した。名画「モナ・リザ」の謎を解くストーリーにちなみ、モナ・リザの「顔ハメ」を披露し、客席の爆笑をさらった。
舞台あいさつ終盤、報道陣向けの写真撮影に臨んだ綾瀬は、名画の顔部分がくりぬかれたパネルから顔をのぞかせた。清純派のイメージをものともせず、お笑い芸人も顔負けのサービス精神。美しいドレス姿も全く写らないシュールな姿に、綾瀬本人も思わず噴き出した。
ステージの上でも綾瀬の“天然ボケ”がさく裂した。舞台あいさつは上映後に行われたため、松坂桃李(25)がストーリーに即したトークを始めると「ハッ!」とオロオロ。「それ言っちゃっていいの?」とネタバレを心配し、松坂から「もうみなさん見た後ですよ」と突っ込まれ頭をかいた。
また、綾瀬演じる鑑定士が物事の真贋(しんがん)を見抜ける能力を持つことにちなみ、「鑑定してほしいこと」を司会者に問われた綾瀬は「そうですねぇ…。いつ、老眼になるか鑑定してほしいです!」とにっこり。さらに「思わずやってしまうクセ」について尋ねられると「佐藤監督は、クセ毛です!」とトンチンカンな返答で周囲をポカンとさせた。
劇中では女子高生の制服姿も披露している。「現場では『ギリギリだね』と言われたんです」としょげると、松坂が「言ったのは僕です…。映像で見たらすごく良かった。すみません!」と慌てて発言を撤回。キュートな綾瀬の姿に誰もが心を奪われた30分間だった。
◆綾瀬はるかの“天然”エピソード
▼名前を間違う… 主演したNHK大河ドラマ「八重の桜」で中村獅童と共演。2度目の共演で5年以上の付き合いだが、獅童から「僕のことを中村『しゅどう』だとまだ思ってる」と嘆かれる。
▼健さんを無視? 映画「あなたへ」の長崎ロケで、主演の高倉健からホテルの部屋にフルーツと直筆の手紙の差し入れが。しかし「料理長さんからだと思ってました」とスルー。後日間違いに気づき、慌ててお礼した。
▼お寺?神社? 映画「プリンセストヨトミ」のロケ中、大阪城をながめながら「お寺っていいですよね~。あっ、間違えた、神社か!」。共演の堤真一から突っ込まれ赤面。