【BOX】ドネア、まさかの負傷判定も5階級制覇!
2014年6月2日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング WBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦 ○ノニト・ドネア(5回 負傷判定)シンビウェ・ベチェカ●(31日、中国マカオ・ザ・ベネチアン・マカオ)
前WBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(31)=フィリピン=が、史上7人目の世界5階級制覇を果たした。WBA世界フェザー級スーパー王者シンビウェ・ベチェカ(33)=南アフリカ=に挑み、偶然のバッティングによる3―0の5回負傷判定で勝利。消化不良の内容だったため観客に謝罪した。ドネアの戦績は33勝(21KO)2敗で、初防衛に失敗したベチェカは26勝(15KO)3敗。
まさかの形で偉業を達成した。初回に起きた偶然のバッティングでドネアが左眉を切って流血。4回に左フックで先制ダウンを奪い、追撃態勢に入ったところで、レフェリーが出血がひどくなったと判断し、5回開始と同時に負傷判定決着に。5階級王者は「ちゃんとした試合を見せられなくて申し訳ない。この戦いは終わっていない」とリング上でベチェカとの再戦を約束した。