首相がベルギーに出発へ G7に出席6月3日 4時06分
安倍総理大臣は、ウクライナ情勢や世界経済への対応などを話し合うG7=先進7か国の首脳会議に出席するため、3日、ベルギーに向けて出発します。
安倍総理大臣は、首脳会議で、海洋進出を強める中国を念頭にG7として力を背景とした現状変更の試みは容認できないことなどを確認したい考えです。
安倍総理大臣は、日本時間の5日未明にベルギーの首都ブリュッセルで開幕するG7=先進7か国の首脳会議に出席するため、3日、現地に向けて出発します。
今回の首脳会議は、G7首脳が、ロシアによるウクライナ南部のクリミアの一方的な編入に抗議して、ロシアで開かれる予定だったG8サミット=主要国首脳会議に参加せず、ロシアを除外する形で開くもので、ウクライナ情勢に加え、東シナ海・南シナ海での緊張が高まっている東アジア情勢、それに世界経済への対応などが話し合われることになっています。
安倍総理大臣は、首脳会議で、海洋進出を強める中国を念頭にG7として力を背景とした現状変更の試みは容認できず、対話による平和的な解決を目指す方針を確認したい考えです。
また、みずからが掲げる経済政策=アベノミクスを通じて、引き続き世界経済の成長に貢献していく考えを表明することにしています。首脳会議のあと、安倍総理大臣はイタリアを訪れ、レンツィ首相と首脳会談を行い、日本とEUのEPA=経済連携協定の締結に向けて緊密に協力していくことを確認するほか、バチカンでフランシスコ法王らと会談することにしています。
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