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タンカー爆発・炎上 所有会社を捜索へ
6月3日 4時20分

先月、兵庫県の姫路港の沖合でタンカーが爆発・炎上し、船長が死亡、4人がけがをした事故で、海上保安部は、安全管理などに問題がなかったか調べるため、3日にもタンカーを所有する広島県の会社を業務上過失致死傷の疑いで捜索する方針です。

先月29日、兵庫県の姫路港の沖合で、広島県の聖朋海運が所有するタンカー「聖幸丸」が爆発・炎上した事故では、宮城県石巻市に住む船長の安藤政一さん(64)が死亡したほか、乗組員1人が意識不明の重体、3人が大けがをしました。
第5管区海上保安本部などのこれまでの調べで、タンカーは、先月23日に別の港で原油を降ろし、爆発の前には、タンクの付近で船長とけがをした乗組員らが、機械を使ってさびを落とす作業をしていたことが分かっていて、爆発は、原油から揮発してタンク内に残っていたガスに、作業で出た火花が引火して起きた可能性が高いとみられています。
海上保安部は、原油を降ろしたあとのタンクのガスを抜き取る作業や会社の安全管理などに問題がなかったか調べるため、3日にも業務上過失致死傷の疑いで広島県の会社を捜索する方針です。

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