今日、なに食べよう?〜有機野菜の畑から~

旬の野菜と珍しい野菜の簡単レシピ

玉ネギの丸ごと煮

抜いてきたばかりの小さめの玉ネギ
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 今年もやっと玉ネギが出来ました。玉ネギは各家庭に必ず必要な野菜のひとつですが、うちはこの玉ネギを作るのが下手です。先ず苗を作る時の除草作業で悩まされ、定植した後も、植えた苗を霜に持ち上げられ、なかなか活着しません。活着しても有機肥料は化学肥料と違って、寒いと効きが悪く苗の成長が進まないのです。やっと出来た玉ネギは、この時期になると暑さでマルチ(黒いシート)の中で蒸れるので、裾をめくって風を入れてやります。こんなふうに有機で玉ネギを作るのは結構難しいのです。その代わり、味は全く違うと言われますが…。あんなに種まきをしたのに今年も出荷せず自家消費に終わりそうです。

 
 
玉ネギの丸ごと煮 
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材料(3人分)
  • 小〜中の玉ネギ      3個
  • ローリエ      1枚
  • タイム      3本
  • コンソメ顆粒      適量
 
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作り方
  • ①   玉ネギを皮を剥き、下から1/3くらいに十字の切り込みを入れる。
  • ②   鍋に玉ネギと玉ネギが半分隠れるくらいの水、水の量に対してコンソメ(300mlに対して小さじ1)、ローリエ、タイムを加え、玉ネギが柔らかくなるまで煮る。(途中1、2度玉ネギをひっくり返す)
  • ③   器にスープと共に盛る。
 

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玉ネギは痛みやすい大きなものから食べていきます。農家にとっては大きな玉ネギの方が重量があるから良いのかもしれませんが、私個人としては、小から中にかけての方が好きです。このレシピのように丸ごと煮たり、オーブンで焼いたりするにはその方が使いやすいのです。ペコロスのようなミニの玉ネギはピクルスにしたり、スープや煮込み料理にそのまま入れるととても可愛いです。切る手間がいらない代わりに皮を剥く手間がかかりますけれどね。野菜は切り身の魚やパック入の肉と違って下処理に少しかかります、それが嫌ならカット野菜や冷凍野菜となるんだけど、やっぱり旨さは違うと思います。少しの手間より美味しいほうがイイと思うんだけどな…食いしん坊は。