科学小保方氏、実験に参加を STAP細胞の検証 理研改革委が提言へ2014.6.2 20:38

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小保方氏、実験に参加を STAP細胞の検証 理研改革委が提言へ

2014.6.2 20:38
 記者会見する理化学研究所改革委員会の岸輝雄委員長=2日午後、東京都千代田区

 記者会見する理化学研究所改革委員会の岸輝雄委員長=2日午後、東京都千代田区

 STAP細胞の論文問題で理化学研究所の改革委員会が、STAP細胞が存在するかどうか確かめる検証実験に小保方晴子氏を参加させるべきだと提言する方向で調整していることが2日、分かった。岸輝雄委員長が会合後明らかにした。

 岸委員長は、小保方氏が論文を取り下げない意向を示している以上、期間を限って実験し、再現できなければ存在しないと判断する必要があるとの見方を示した。

 岸委員長は提言に、論文不正が起きた原因の分析を盛り込むと説明。小保方氏が採用された経緯に触れるほか、理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の体制など組織の責任にも言及する。

 会合では、STAP細胞に関わる2本の論文のうち、小保方晴子氏らが取り下げに同意した1本の論文について、理研に調査するよう求めることを全会一致で決めた。理研は、著者らに撤回の動きがあることを理由に調査していないが、坪井裕理事は「持ち帰って検討したい」と話している。

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