インディアナ州の洞窟で発見された洞窟魚「Amblyopsis hoosieri」
アメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュにあるルイジアナ州立大学は、インディアナ州南部の洞窟において、新種の洞窟魚が発見されたことを発表した。
インディアナ州の洞窟で発見された魚の名前は「
Amblyopsis hoosieri」。今回、オープンアクセスジャーナルの
ZooKeysにその論文が掲載された。
▼標本
▼透明標本
▼イラスト
Amblyopsis hoosieriの体長は6〜8cm。アメリカ合衆国南部に限局して分布するドウクツギョ科の仲間だ。目は退化し、暗闇に包まれた洞窟内での生活に適応している。
体色は口を含めてピンクがかった白色をしており、ヒレは透明である。
注目すべきは頭の後ろに肛門があるとのこと。しかし、その場所については画像からはいまいち把握することができない。
[via:
ZooKeys]
▼ドウクツギョ科の魚とは、
サケスズキ目に所属する魚類の分類群の一つ。その多くは洞窟内での生活に適応した、特異な進化を遂げたグループである。
ドウクツギョ科の魚類はすべて淡水魚で、アメリカ合衆国南部に限局して分布する。所属する6種のうち5種は、石灰岩の鍾乳洞や地下水脈に生息するいわゆる「洞窟魚」である。
暗闇に包まれた洞窟内での生活に適応し、視覚を失った種類が多い。洞窟に住む5種のうち4種は盲目魚で、眼球は退化的で皮膚に埋もれている。体表には視覚に代わる感覚器官が発達し、水流のわずかな振動を敏感に察知することができる。底生性で、カイアシ類・貝虫類・等脚類を主に捕食する。
ドウクツギョ科に含まれる6種のうち5種は、光が届かない洞窟や地下の水脈に生息している。洞窟内は一般に食料供給が乏しく、生物にとって過酷な環境であるが、競合者や捕食者が少ない・環境変動がほとんどなく安定しているなどの利点も存在する。
さまざまな分類群にわたる魚類が世界各地の洞窟で類似の進化(収斂進化)を遂げており、その範囲は10目19科136種に及ぶ。19科のうち11科はカラシン科・コイ科などの骨鰾上目の淡水魚が占め、4科はフサイタチウオ科・ハゼ科など本来は海産のグループが該当する[6]。ドウクツギョ科は残る4科のうちの一つで(他はカダヤシ科・タウナギ科など)、所属魚類の大半が洞窟内での生活に特化した、唯一の科となっている。(出典:wikipedia-ドウクツギョ科)
▼関連動画:ドウクツギョ科の魚が生息している洞窟
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脂びれはないんだな